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2015年7月

2015年7月14日 (火)

九月の風に(金森幸助)

九月の風に
YouTube: 九月の風に

1970年代に、テレビで一世風靡したヤングオーオー。日曜日の夜には必ず見たものだ。明石やさんま、文珍、などのお笑いメンバーの他、毎月の歌が楽しみだった。ジローズの「戦争を知らない子供たち」は、まさにこの番組から生まれたものだ。相当の間ジローズの曲が続いた後、登場したのが、当時小さなオルフェというグループで活動していた金森幸助の「九月の風」である。メロディがきれいでよく歌ったものだ。

2015年7月13日 (月)

Go Rest High On That Mountain(Vince Gill)

Vince Gill - Go Rest High On That Mountain
YouTube: Vince Gill - Go Rest High On That Mountain

カントリーのマルチプレーヤーであるヴィンス・ギルの作詞作曲のGo Rest High On That Mountainは、彼の音楽の師匠の死去に偲び捧げた歌で、追悼の曲として有名。ハーモニーもパティ・ラバレスと、リッキー・スギャックスがバックという豪華版。多くのミュージシャンが歌う。

2015年7月12日 (日)

Fear Not Tomorrow(The Collingsworth Family)

Fear Not Tomorrow  - The Collingsworth Family
YouTube: Fear Not Tomorrow - The Collingsworth Family

The Collingsworth Family Fear Not Tomorrow
YouTube: The Collingsworth Family Fear Not Tomorrow

ゴスペルグループの中でも、家族総出のグループがThe Collingsworth Family(コーリングスワーズ・ファミリー)だ。和音が多重になる魅力があるが、この曲は姉妹2名と母親で華麗に歌う曲。魅力的なファミリーだ。

2015年7月11日 (土)

Jerusalem(The Hoppers)

Jerusalem (English) - The Hoppers
YouTube: Jerusalem (English) - The Hoppers

アメリカのゴスペルグループは、そのほとんどが、ファミリー(家族)で成り立っている。これはブルーグラスミュージックでも同様だ。田園の中にポツンとある我が家。楽しい我が家では家族で楽器を奏で歌いハーモニー音楽を作り上げたことは歴史的に言っても異論はないだろう。

現在のゴスペルグループの中でも、パワー全開なのが、The Hoppers(ホッパーズ)である。特にリードヴォーカルのKim Hopper(キム・ホッパー)は、結婚してHopper家の家族に一員となった。男女2名のグループでは私は一番好きなグループである。この曲ももう定番となっている。

2015年7月10日 (金)

Meditation(Joanie Sommers)

Joanie Sommers & Laurindo Almeida - Meditation
YouTube: Joanie Sommers & Laurindo Almeida - Meditation

夏と言えばボサノバ。私が大学時代に最初にレコードを聴いてびっくりしたのがジョニー・ソマーズ。とにかくハスキーボイスで、チャーミング。その彼女の声にぴったりとマッチした曲が、メディテーション。とにかくコード進行がすばらしい。ジャズでもよくいろんなプレーヤーが演奏しているが、ヴォーカルがやはり一番。

彼女の声の魅力は、ワン・ボーイという曲でも遺憾なく発揮されている。

One Boy by Joanie Sommers 1960
YouTube: One Boy by Joanie Sommers 1960

2015年7月 9日 (木)

Cynthia Clawson(It Won't Rain Always)

Cynthia Clawson  It Won't Rain Always
YouTube: Cynthia Clawson It Won't Rain Always

アメリカの音楽シーンで忘れてはならないジャンルがゴスペルだ。敢えて言えば黒人ゴスペル白人ゴスペルと分類できようか。黒人ゴスペルは、奴隷制度の中で生まれた黒人霊歌を基に、ブルース、ジャズへと流れていく。一方白人ゴスペルは、カントリーのブルーグラス系ミュージックへと流れていく。しかしいずれも、教会音楽なのである。

白人ゴスペルはあまり日本では知られていないが、アメリカでは根強い人気を保ち続けている。ステージのスタイルは、ホームカミング(同窓会)方式で、みんなが主役で、全員が舞台に上がりソロシンガーにハーモニーで絡んでくる。アメリカ大統領の演説会でも、大統領に後ろに多くの支援者が座り、大統領とともにカメラ映像に写る。アメリカの文化なのだろう。

さて、シンシア・クラウソンは、白人ゴスペルの中でも、歌唱スタイルが少し特異なシンガーだ。声質等も、パワフルではなく、ハワイを彷彿とさせるしなやかさにあふれている。カントリーゴスペルとは少し袂を分かつ存在で貴重である。

2015年7月 8日 (水)

Volare(Gipsy Kings)

Gipsy Kings - Volare
YouTube: Gipsy Kings - Volare

Gipsy Kings  - Volare (HD)
YouTube: Gipsy Kings - Volare (HD)

ジプシーキングスは、日本ではビール会社のCMソングで有名になった。とにかく迫力満点のライブを繰り広げる。夏にはやはりこの曲。

2015年7月 7日 (火)

I'll Remember You

Tara Chanel dances
YouTube: Tara Chanel dances "I'll Remember You"

Elvis Presley - I`ll Remember You (Lisa Marie) Studio Dub
YouTube: Elvis Presley - I`ll Remember You (Lisa Marie) Studio Dub

I'll Remember You
YouTube: I'll Remember You

ハワイの名曲I'll Remember You。美しいメロディで多くのミュージシャンが歌っている。エルビスプレスリーのものが有名。こういう曲を作曲できるのは、ハワイの海とそよ風によるものなのでしょうか。

2015年7月 6日 (月)

CSN(Shadow Captain)

Crosby, Stills & Nash - CSN (1977) [Full Album]
YouTube: Crosby, Stills & Nash - CSN (1977) [Full Album]

1977年のCrosby,Stills & Nashのアルバムは、実に「海」を連想するジャケット。曲も海がテーマだ。イルカ捕獲が世界的に問題視されていた時代でもありメッセージ性の強い仕上がりとなっている。彼らのライブも、映像を駆使した新しいステージを提供した。ファーストアルバム以来、彼らのの3人のハーモニーは完璧である。ニールヤングだけが異端児でハーモニーも合わなかったが、なぜかニールヤングの人気の方が日本では上なのは不思議だ。

2015年7月 5日 (日)

村田和人(一本の音楽)

1本の音楽 / 村田和人
YouTube: 1本の音楽 / 村田和人

1980年台に、日本のフォークロック界で一世風靡した村田和人。日本人離れしたセンスが持ち味。

「一本の音楽」の曲は、カセットテープの宣伝コマーシャルソングとしてもヒットした。ウエストコーストばりの演奏が魅力です。

村田和人「一本の音楽」ライブ映像(アコースティックバージョン)
YouTube: 村田和人「一本の音楽」

2015年7月 4日 (土)

Take It To The Limit(Randy Meisner)

Randy Meisner - Take It To The Limit (solo)
YouTube: Randy Meisner - Take It To The Limit (solo)

イーグルスのベーシストとして活躍したランディ・マイズナー。ウエストコーストの空を彷彿とさせる彼のハイトーンは、永遠に色あせることはないだろう。彼は、もとはポコのベーシストだった。イーグルスには、バーニー・リードンが加入する流れの中で、行動を共にしたのだろう。ちょうどポコリッチー・フューレイや、ジム・メッシーナも独立し別のメンバーとのバンド結成も重なったことで、イーグルスへと行ったのだろう。

しかしともかくベーシストというプレーヤーは何で高音をハモるのかと不思議でならなかった。後のティモシー・シュミットしかり、ドービー・ブラザーズタイラン・ポーターしかり、シカゴのピーター・セテラしかりである。中でもランディ・マイズナーのリードボーカルはソロでも聴かせる。イーグルスのライブ音源では、とてつもないハイトーンを披露しているのもある曲が、テイク・イット・トゥー・ザ・リミットだ。

Poco with Randy Meisner - Take It To The Limit ポコ再結成ライブでの一コマ
YouTube: Poco with Randy Meisner - Take It To The Limit

2015年7月 3日 (金)

Takin' It To The Street(The Doobie Brothers)


YouTube: Takin' It to the Streets

ドービーブラザーズの初期の主力メンバーだった、トム・ジョンストンが体調不良のため一時脱退した後、ドービーブラザーズは大きな賭けに挑戦する。トム・ジョンストンのシャフトするヴォーカルが聞けないドービーはドービーではないと言われるほどインパクトがあった。

しかし、スティーリー・ダンのキーボード奏者であったマイケル・マクドナルドに白羽の矢が当たった。そのアルバムが、ドービーストリートだ。私もこのアルバムを買ってはじめて聴いたときには驚いた。彼が加入したことにより従来のドービーファンは、去って行ったとも言われたが、しかしソウルフルなマイケルのヴォーカルとサウンドに、新しいドービーファンが生まれた。マイクといっしょに加入したのは、同じくスティーリー・ダンのギタリスト、ジェフ・バクスター。その証拠に、彼らは、その後立て続けにヒット曲を連発。グラミー賞総なめする勢いだった。今から思えば、マイケル。マクドナルドの加入は、ドービーサウンドを幾重にも拡大したことは事実。そして今ではトム・ジョンストンも復帰し、オリジナルメンバーと仲良く活動を続けてきている。ロックロールの若者は、今や「おっさん」の域に達したが、今でも彼らは男の夢を贈り続けている。

DOOBIE BROTHERS - Santa Barbara, California, 1982 - FULL CONCERT 海の見えるサンタバーバラでの野外ライブ
YouTube: DOOBIE BROTHERS - Santa Barbara, California, 1982 - FULL CONCERT

2015年7月 2日 (木)

Peter Moon Band

Kaulana Na Pua Peter Moon Band
YouTube: Kaulana Na Pua Peter Moon Band

Pandanus(Slack Key Guitar) Peter Moon(HQ Sound Editing)
YouTube: Pandanus(Slack Key Guitar) Peter Moon(HQ Sound Editing)

ピーター・ムーンは、ハワイが生んだスラッキーギターの名手。勧業館のような大きな会場で、以前「アメリカン・フェア」というテーマで外国製品の展示即売会があった。その時、たまたま会場ホールでライブをしていて、それを妻と一緒に観に行ったが、度肝を抜かれた。はじめてスラッキーギターを生で見たからだ。変則チューニング(主に、ナッシュビルチューニング系)を多用していると思われるが、とにかくサウンドがまさにさわやか。しかも男性4声でのハーモニーときたら鳥肌ものだ。

ピーター・ムーンは日本の友人も多いようで、ハワイアンギター、ウクレレ奏者の森嘉彦さんから教わったプレーヤーだ。今でも健在で活躍しているようだ。

Peter Moon Band: Slack Key Boogie Woogie ライブ映像
YouTube: Peter Moon Band: Slack Key Boogie Woogie

2015年7月 1日 (水)

Lost In Love(エア・サプライ)

Air Supply - Lost In Love [ Original Australian Version - FULL AUDIO HD ] [ A Tribute Video ]
YouTube: Air Supply - Lost In Love [ Original Australian Version - FULL AUDIO HD ] [ A Tribute Video ]

Air Supply - Lost In Love
YouTube: Air Supply - Lost In Love

夏、海と言えば、まず浮かんでくるのが、白い砂浜に寄せる波。そんなイメージにピッタリな曲が、オーストラリア出身のグループ、エア・サプライ。さわやかなサウンドで一世風靡をした。オーストラリアのバンドが注目を浴びるようになったのも、彼らの登場からだ。

夕日綺凛のひとり言(2015年7月)

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7月になりました。お元気でしょうか。6月1日からスタートした草の根音楽家「夕日綺凛」の音楽ブログですが、毎日音楽情報(決して最新情報ではなく回顧録的になっていますが)を更新しています。

これまでの音楽情報の発信は、どこまでも私の音楽人生を支えてくれてきた音楽をもとに皆さんに発信してきました。自分自身の実体験、実感動なくしてネット情報等を発信するのは、リアル感がないと思いできるだけ自分の体感からくる自分の言葉で語る努力をこれからもしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、7月といえば、「海」を一番に連想します。今月は、「海」をテーマに実体験を交えた音楽情報を提供します。