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2021年5月

2021年5月12日 (水)

ワクチンの予約・接種の円滑実施を求める緊急要望

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公明党京都市会議員団(湯浅光彦団長)は、5月12日、新型コロナウイルスワクチンの予約及び接種の円滑実施を求める緊急要望を、5月12日夕方、門川京都市長に提出しました。

これは、GW前から、スタートした65歳以上の高齢者(まずは75歳以上)の予約が、一時に予約集中したことで、現場で混乱している状況を踏まえたものです。公表されている医療機関の数も少ないことや、ワクチンの供給量の見通しが立たない等の事情により、予約が集中したものと考えられます。また、高齢者の多くが、ネット予約等に不慣れな点もありどうしても電話に集中していることなどにより、電話がつながらないなどの苦情も出ている状況を何とか緊急的に対処し打開してもらうよう要請したものです。

要望書全文・・・20210512.pdfをダウンロード

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2021年5月11日 (火)

5.12看護の日 ~ ナイチンゲール

明日5月12日は、近代看護教育の母であるフローレンス・ナイチンゲールの誕生日です。1820年にイタリアのフィレンツェで生まれたことから、フローレンスという名前がついています。新型コロナウイルス感染症が発生した2020年は、ちょうどナイチンゲール誕生の200年という節目となりました。現在、未だ終息の兆しも見えない中、医療の最前線で活躍されている看護師の方々に心から感謝を申し上げたい。

さて、ナイチンゲールの功績を称え、日本では5月12日を看護の日と定めています。

彼女を有名したのは、1854年のクリミア戦争の勃発によって、彼女の人生観は一変し戦場の前線で負傷する兵士を敵味方の区別なく手当する看護師として従軍し行動したことです。彼女は、単に医療的手当をするだけでなく、当時、数学は男性のものと言われていた社会の中にあって、女性でありながらも統計学を勉強し、戦場での負傷兵士の実情について統計数字をもってその改善の必要性を訴えていきました。兵士が死亡する最大の原因は、直接の負傷ではなく、収容された病院内の不衛生によるものであり、まん延する感染症によるものであることを突き詰めたのです。

5月12日は、奇しくも私の誕生日でもあります。200年経った今、感染症との闘いに直面している中、改めてナイチンゲールの行動規範に学ぶべきことを痛感します。

2021年5月 1日 (土)

歩いて暮らせる1000㍍のまちづくり

私は、2019年2月22日、門川大作京都市長に対し、「持続可能なまちを創るための一考察」として、「歩いて暮らせる1000㍍のまちづくり」という政策研究調査を提出しました。コロナ禍で三密回避により新しい常識、生活スタイルに変容している中で、地域や人間のコミュニティまでが分断される危機に直面しています。単に効率性を追求すれば、小さな単位よりも、広域的でグローバルな単位で物事を進めた方が効果的であると考えられてきた側面がありますが、ウイズコロナ、アフターコロナ、ポストコロナを見据えれば、お隣ご近所の地域コミュニティの再構築が求められている時代は、今ほどありません。3年前に提起した私の提言は、3年後の今、改めて再考してもよい課題だと考えています。

国連が提唱する「誰も置き去りにしない」という理念を共有し、2030年までに教育、人権、環境等の17の目標達成に向けて行動するSDGs(エス・ディー・ジーズ)は、「持続可能な都市づくり」に不可欠な政治理念です。世界の国々はSDGsの理念のもとに今、様々な取り組みをはじめています。わが国でも内閣府に推進本部を立ち上げ、国だけでなく地方自治体の取り組みを奨励しています。今後は、こうした流れが加速され、より生活現場に近い地域でも運動が広がることが期待されています。そういた時代背景のもとに、私は更に「持続可能な地域」を創り「コンパクトなまちづくり」を市民とともに推進するために、平成30年度の政策研究として、市民によりわかりやすい持続可能なまちのイメージを示す調査活動を行ってきました。その研究の対象地域は、より身近な私の住む南区としました。この度、その調査研究の成果を「持続可能な地域を創るための一考察」(サブタイトルに「歩いて暮らせる1000㍍のまちづくり」)としてまとめたところです。

南区における各統計数値では、将来人口推計・出生率の推移と将来予測・結婚の状況・認知症の発症率・高齢者世帯と子との暮らし方・高齢者の就業率・単身高齢者世帯の将来予測・共働き率の推移・世帯類型の推移・通勤時間の都市間比較・平均寿命の推移・健康寿命の推移・生活状況(歩く時間)の推移・喫煙率の状況の、14項目のデータを用いましたが、更に新しい指標も検討する必要性を感じています。

問題提起(考察)では、①「歩いて楽しいまちづくり」から「歩いて暮らせるまちづくり」への転換!、②超高齢社会を見据えた地域における生活空間の再構築を!、③京都町衆の生活基盤である「小学校区」に基点を!、④小学校区における社会資本の総点検を!、⑤健康寿命の延伸施策とまちづくりとの融合を!、⑥地域住民の意識改革を!の6点を取り上げ、「歩いて暮らせる1000㍍のまちづくり」には、SDGs教育世界市民講座の創設など、多様性の調和に向けた取り組みの重要性を求めています。

持続可能な地域を創るための一考察(歩いて暮らせる1000㍍のまちづくり)詳細・・・1000mjizoku.pあdfをダウンロード

令和3年度の政策研究にも活かしたいと考えています。

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