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2021年5月

2021年5月25日 (火)

公園内の啓発・禁止看板

5月25日の開会された京都市会まちづくり常任委員会一般質問において、私は、公園内の啓発や禁止行為を広報するための立て看板のあり方のついて言及しました。特に、禁止行為については、公園条例に規定されており、野球・サッカー・自転車やバイクの乗入れ・花火・焚き火・ゴミ捨て・バーベキュー・タバコのポイ捨て・犬猫のフン・餌やりなど、多くの禁止行為があります。こうした事象に対応するための看板が設置されているのですが、私が知る限りでは、その看板に記載されている文面、文章などについては、適正な表記であるように事前に精査し、禁止だけに特化させた表記となることなく、マナー啓発を促進する表記看板として設置されるべきと考えるところです。

特に、昨今、動物愛護法の施行や動物との共生のためのマナー条例の施行後、地域の公園で地元理解の元に、まちねこ事業が取り組まれている事例がある一方で、いわゆる野良猫に餌やりをされていることに対し禁止行為として看板に表記されている場合もあり、動物愛護の理念について啓発できるよう看板表記について十分に精査すべき時代となっております。

その意味で、京都市として「公園における看板の表記等に関するガイドライン(案)」等、看板設置に関する基準を策定し公園における適正な利用運用について再考すべきことを求めたところです。理事者からは「公園の適正な利用のため検討していきたい」旨の答弁がありました。

2021年5月21日 (金)

京都市がSDGs未来都市に選定!

私が、令和3年2月た25日の予算議会の代表質疑で、実現を求めた「SDGs未来都市」が、5月21日内閣府から「令和3年度のSDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されたことが発表になりました。SDGs未来都市は、地方創生分野における日本の「SDGsモデル」構築を目的に、経済・社会・環境・文化などの政策面において、新しい価値創出を図るため全国自治体の優れた取組に対し内閣府が選定するものです。

これまでに、93都市が選定されています。今回、選定された京都市の計画のタイトルは、「千年の都・京都発!SDGsとレジリエンスの融合」~しなやかに強く、持続可能な魅力ある都市を目指して~です。具体的には、2040年に向けたレジリエント・シティの実現、2050年を見据えたCo2排出量正味ゼロの実現に対し、文化を基軸としたあらゆる政策を推進します。また、市民力を生かして、みんなごととして多様なステークホルダー協働による社会的課題解決に取り組んでいく、というものです。

一般質問

5月21日、京都市会は各派代表制による一般質問が行われ、公明党議員団から、湯浅光彦議員(右京区)、兵藤しんいち議員(北区)が登壇し論陣を張りました。

湯浅議員は、新型コロナ感染拡大防止対策として、ワクチン接種の予約体制の強化と円滑な実施に向けた接種体制の拡充、優先接種として配慮が必要な、障がい者、DV避難者、児童などに対する接種方針について、市長の見解を求めました。行財政改革計画の課題については、特に持続可能な財政審議会からの最終答申に示された「コロナ禍が収束するまでの間、社会的弱者に対する施策の見直しについては、セーフティネットとしての機能を十分に配慮しなければならない」という文言に言及。今後の市の対応についても言及しました。最後に、性的少数者に係る取組みについてパートナーシップ制度の創設された評価と、今後、京都市の宣誓書が他都市に転居した際にも有効になるように他都市連携を求めました。

兵藤議員は、自身が保護司である経験をから再犯防止の推進の課題について言及するとともに、若者の孤独孤立のひとつとして最近注目されている子どもが親等の介護や家事等の面倒を見ているヤングケアラーへの対策を求めました。最後に、自身が星のソムリエであることから、天文資源を生かした京都観光の新たな戦略としてアストラツーリズムの推進を積極的に展開するよう求めました。

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