公園内の啓発・禁止看板
5月25日の開会された京都市会まちづくり常任委員会の一般質問において、私は、公園内の啓発や禁止行為を広報するための立て看板のあり方のついて言及しました。特に、禁止行為については、公園条例に規定されており、野球・サッカー・自転車やバイクの乗入れ・花火・焚き火・ゴミ捨て・バーベキュー・タバコのポイ捨て・犬猫のフン・餌やりなど、多くの禁止行為があります。こうした事象に対応するための看板が設置されているのですが、私が知る限りでは、その看板に記載されている文面、文章などについては、適正な表記であるように事前に精査し、禁止だけに特化させた表記となることなく、マナー啓発を促進する表記看板として設置されるべきと考えるところです。
特に、昨今、動物愛護法の施行や動物との共生のためのマナー条例の施行後、地域の公園で地元理解の元に、まちねこ事業が取り組まれている事例がある一方で、いわゆる野良猫に餌やりをされていることに対し禁止行為として看板に表記されている場合もあり、動物愛護の理念について啓発できるよう看板表記について十分に精査すべき時代となっております。
その意味で、京都市として「公園における看板の表記等に関するガイドライン(案)」等、看板設置に関する基準を策定し公園における適正な利用運用について再考すべきことを求めたところです。理事者からは「公園の適正な利用のため検討していきたい」旨の答弁がありました。
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