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2021年5月11日 (火)

5.12看護の日 ~ ナイチンゲール

明日5月12日は、近代看護教育の母であるフローレンス・ナイチンゲールの誕生日です。1820年にイタリアのフィレンツェで生まれたことから、フローレンスという名前がついています。新型コロナウイルス感染症が発生した2020年は、ちょうどナイチンゲール誕生の200年という節目となりました。現在、未だ終息の兆しも見えない中、医療の最前線で活躍されている看護師の方々に心から感謝を申し上げたい。

さて、ナイチンゲールの功績を称え、日本では5月12日を看護の日と定めています。

彼女を有名したのは、1854年のクリミア戦争の勃発によって、彼女の人生観は一変し戦場の前線で負傷する兵士を敵味方の区別なく手当する看護師として従軍し行動したことです。彼女は、単に医療的手当をするだけでなく、当時、数学は男性のものと言われていた社会の中にあって、女性でありながらも統計学を勉強し、戦場での負傷兵士の実情について統計数字をもってその改善の必要性を訴えていきました。兵士が死亡する最大の原因は、直接の負傷ではなく、収容された病院内の不衛生によるものであり、まん延する感染症によるものであることを突き詰めたのです。

5月12日は、奇しくも私の誕生日でもあります。200年経った今、感染症との闘いに直面している中、改めてナイチンゲールの行動規範に学ぶべきことを痛感します。

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