外国人高齢者・障害者生活支援ネットワーク・モア
8日正午から南区東九条北河原町に、京都市に在住されている在日外国人等の高齢者や障害者の方々の生活を支援する「京都市外国人高齢者・障害者生活支援ネットワーク・モア」が開所することになり、私はその式典に参加し、祝辞で「多文化共生推進室の組織改革や、多文化共生推進計画の策定など、多文化共生のまち・京都を実現することが重要」と訴えました。
多文化共生の理念を尊重しつつも、言葉の壁や、食事習慣の違いなどにより、外国人の高齢者や障害者が日本人と同じ介護施設等に入所しても、様々な生活上の課題があるためこうした人々に対してしっかりとしたサポートをすることが求められています。これはニーズの多様化に通ずるものであり、極めて重要な政策課題です。
こうしたことから京都市が助成事業としてはじめることになったモアネットを実質的に担って活動される外国人福祉委員という福祉ボランティアを確保することが必要です。福祉サービスをよりよいものにするため、こうした制度拡充は、京都市で唯一南区に開所したモアネットを核にしながらより広くネットワークが図れることを期待しています。