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2006年7月

2006年7月15日 (土)

少子高齢対策を支える『家族の絆』

五大政令都市の公明党議員の代表が京都に集い少子化対策と高齢生きがい対策の今後について議論しあった。国も少子化対策を政策の大きな柱として位置づけ様々な子育て支援策を打ち出している。一方公明党も少子化対策トータルプランも打ち出し、子ども優先社会(チャイルドファースト社会)の構築に向けて積極的に取り組んでいる。

世界的にも子ども減少社会の到来は、高度化した社会の方向性でもある一方で、社会保障などの世代間の政策連携が崩れるという大きな課題をはらんでおり、看過できないものである。社会全体、地域全体で子育てができるシステムを確立することは極めて重要なことであるが、私は、その根底に家族の絆の再構築を訴えざるを得ない心境である。

親が子どもを虐待し殺害、そして子どもが親を殺害する事件。介護の中での高齢虐待死など、昨今の悲惨な事件の根底にあるものを注視しなければならないと考える一人である。いくら制度政策で子どもが生み育てる社会を実現しようと思っても、一番重要な小単位である家族の絆の再構築がなければまさに画竜点睛を欠くものである。

国連は1994年を国際家族年として家族の意味を世に問い、再構築の方向を打ち出し毎年5月15日は国際家族デーになっている。少子高齢対策の必要性が今ほど叫ばれている時代はない。こういう時こと、根底の課題である人間の精神性に訴えるものが重要である。その意味からも国連レベルの取り組みを日本の中で構築すべきである。少子化対策を支えるものは家族の絆の再構築であると私は考える。男女共同参画社会の思想は、人権というレベルで極めて重要な視点であるが男女それぞれの権利のみが主張されかねない。私は『男女子ども共同参画社会』の構築こそが子育て社会実現への重要な視点であると訴えたい。

2006年7月13日 (木)

公明党五大政令指定都市会議

Img_0534 12日に京都市において五大政令指定都市(横浜・名古屋・大阪・京都・神戸)の公明党市会議員団の代表が一同に会して政策会議が行われました。毎年各都市持ち回りで開催しており今年は京都会議となりました。

15回目となる会議のそもそもの主旨は、各都市共通の政策課題等を学びあうとともに、地方から国に対して要望すべき政策提言等を議論するためのものです。本年のテーマは「少子化対策・高齢生きがい対策」で、各都市の基調報告の後、子育て部会と高齢生きがい部会に分かれて分科会の中で、徹底して議論を行いました。

子育て支援の地域づくりなど、社会全体で子育てをする仕組みや風土づくりの必要性や、それに伴う各種制度の格差是正や見直し等に積極的に取り組むことが確認されました。また高齢者の生きがい対策は、従来はどちらかと言えば、福祉対策が主たるものでありましたが、今後は団塊の世代を考慮した前向きな生きがい対策の重要性が確認され、国レベルで高齢生きがい対策基本法(仮称)のような法的整備も必要であることが確認されました。

今回の少子化対策と高齢生きがい対策の会議の内容を取りまとめ公明党本部や国へ政策提言を行う予定です。

2006年7月11日 (火)

NPO法人京都ファイアバーズベールボールクラブ

10日(月)夜、NPO法人京都ファイアバーズベースボールクラブの設立記念式典が新都ホテルで開催。事務局が私の住む南区内にあることからご招待をいただき参加した。萩本欣一氏こと欽ちゃん率いる野球チームは、プロ野球にない草野球の魅力を遺憾なく発揮し、今まさにトレンドとなっています。大リーグで活躍する野茂投手のチームも設立されたりと、今、球界に改革の波が起こっている。

Img20060621

そんな中、元阪神タイガーズの名投手であった江本孟紀氏が監督を務める京都ファイアバーズベースボールクラブが、この京都を本拠地として誕生した。元横浜ベイスターズ監督の権藤博氏や、大矢明彦氏をはじめ野球界のOB選手の多くがこのチームに期待し理事などに就任し盛り上げている。江本監督は「球界の底辺拡大」を理想に掲げ40名足らずの選手達とともに活動をスタートした。

京都を本拠地として活動する京都ファイアバーズの活躍を大いに期待したい。今のプロ野球も最初は草野球からスタートした。ファイアバーズはもちろん草野球レベルではない高い野球水準を持っている。しかしショー化された現在のプロ野球を改革するため野球の原点に立ち返り、改革の波を幾重にも広げていってほしい。そして今こそ本物の草野球の底力を見せてほしいものだ。

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