フォーク

2015年8月20日 (木)

やさしさとして思い出として(ふきのとう)

やさしさとして想い出として
YouTube: やさしさとして想い出として

ふきのとう/やさしさとして想い出として (1976年)
YouTube: ふきのとう/やさしさとして想い出として (1976年)

やさしさとして思い出として
YouTube: やさしさとして思い出として

イントロがすべて異なるバージョンを紹介します。hamausagiさんが、感激していただいた曲ですので、再度アップしました。

2015年7月31日 (金)

海に恋してる(ザ・リガニーズ)

海は恋してる ザ・リガニーズ 2009
YouTube: 海は恋してる ザ・リガニーズ 2009

1960年代の後半、早稲田大学のフォークを奏でる学生の5人がグループを結成した。グループの名前の由来は、彼らの歌をじっと聞いていたザリガニをもじって、ザ・リガニーズとしたことは有名な話である。当初は5人のメンバーだったが、その後4人になり定着した。2009年のおじさんバンドの動画。

2015年7月27日 (月)

ITOHAN

20131005-07 ITOHAN
YouTube: 20131005-07 ITOHAN

ITOHANというグループがある。永年京都で地道な活動を続けているフォークグループがある。彼らは、同じ高校出身で当時から音楽バンドを結成し、特にかぐや姫ふきのとう等の歌を中心に歌い、10年ぐらい前に、RYUCOM(リューカム)というグループでライブに出演してきた。

5年前東日本大震災の復興支援を機に、京都で開催されたイベントに出演した時、臨時的にバンド名をITOHAN(イトハン)として参加したようだ。ネーミングの由来を聞くと、「いとはん」と発音すると京都のバンド名らしく聞こえる。実は東日本大震災を支援するため「」という文字に着目し、「糸へん」に「」とかいて「絆」と読むことから、「イトハン」としたようだ。

とにかく、リードヴォーカルの林寿哉と、リードギターの二木興三の2人のフォークは、もうすぐ60歳になるおじさんデュオだが、今も色あせることなく輝きを増すだろう。

2015年7月22日 (水)

戦争は知らない(フォーク・クルセイダース)

戦争は知らない
YouTube: 戦争は知らない

はしだのりひこ、加藤和彦、北山修フォーク・クルセイダースは、中学時代のフォーク全盛期を創り上げた学生フォークの雄だった。中でも、「戦争は知らない」は私がギターを覚えたころの最初のレパートリー曲。特にCコードからDm7へ移行するコード進行に酔いしれたものだ。

加藤和彦がアルフィーの坂崎といっしょにウクレレでやっているライブもいい。

2015年7月21日 (火)

僕の中の君

カントリーフォーク系のシンガーソングライターだった麻田浩の曲。私が高校時代のバンドでよく演奏した曲だ。当時は、小阪忠フォージョーハーフや、細野晴臣ハッピーエンドが盛んなころで黄色いくじらも演奏していた。麻田浩の音源は、カントリータッチで軽快なものだった。スティールギターや、フィドルの間奏が印象的だった。

動画映像が残念ながらないようなのです、外国女性デュオのベッツィ&クリスの音源を紹介します。

2015年7月19日 (日)

出発の歌(上條恒彦と六文銭)

上條恒彦&六文銭 出発の歌.m4v
YouTube: 上條恒彦&六文銭 出発の歌.m4v

ヤマハのポピュラーコンテストとともに、世界音楽祭、東京音楽祭等が盛んに開催された時代に多くのミュージシャンが誕生した。中島みゆき八神純子ツイストクリスタルキング等である。六文銭の「出発の歌」もそのひとつ。上條恒彦(当時NHKの教育番組だったか朝早く農村番組に出演していた)のボーカルと、小室等のアルペジオギターで始まるイントロがよかった。このイントロは、サイモンとガーファンクル早く家へ帰ろうアイ・アム・ア・ロックとよく似ておりコピーした。

2015年7月18日 (土)

夢想花(円ひろし)

夢想花 (円広志)
YouTube: 夢想花 (円広志)

ヤマハのポピュラーコンテスト(ポプコン)は、1970年代から80年代にかけて若者をターゲットにした音楽文化を担う役割を果たした。実は、私も大学生の時、三つの時というバンドで、出場したことがある。しかし予選で敗退したが、大阪心斎橋のヤマハスタジオでプロ並みの録音をさせてもらったことは今でも鮮明に覚えている。ヤマハ18のギターがスタジオでの録音では、イコライザー等で処理され、すごい音に変身していた。

さて、円ひろし夢想花は、そのコンテストで堂々1位となり世界音楽祭で1位になった曲だ。とんでとんで・・・と歌う時にバックでハモッていたのが、何と、京都で活躍されている栗崎博光さんだったとは後で知った話。

2015年7月14日 (火)

九月の風に(金森幸助)

九月の風に
YouTube: 九月の風に

1970年代に、テレビで一世風靡したヤングオーオー。日曜日の夜には必ず見たものだ。明石やさんま、文珍、などのお笑いメンバーの他、毎月の歌が楽しみだった。ジローズの「戦争を知らない子供たち」は、まさにこの番組から生まれたものだ。相当の間ジローズの曲が続いた後、登場したのが、当時小さなオルフェというグループで活動していた金森幸助の「九月の風」である。メロディがきれいでよく歌ったものだ。

2015年7月 6日 (月)

CSN(Shadow Captain)

Crosby, Stills & Nash - CSN (1977) [Full Album]
YouTube: Crosby, Stills & Nash - CSN (1977) [Full Album]

1977年のCrosby,Stills & Nashのアルバムは、実に「海」を連想するジャケット。曲も海がテーマだ。イルカ捕獲が世界的に問題視されていた時代でもありメッセージ性の強い仕上がりとなっている。彼らのライブも、映像を駆使した新しいステージを提供した。ファーストアルバム以来、彼らのの3人のハーモニーは完璧である。ニールヤングだけが異端児でハーモニーも合わなかったが、なぜかニールヤングの人気の方が日本では上なのは不思議だ。

2015年6月29日 (月)

ひとりぼっちの部屋(高木麻早)


YouTube: 高木麻早 ひとりぼっちの部屋


1970年代、ヤマハポピュラーコンテストの草分け的存在としてデビューし一世風靡したのが高木麻早。私も高校1年生の頃に、デビュー曲ともいえる「ひとりぼっちの部屋」を聴き、強いインパクトを受けた一人。とにかく、当時彼女は極めて魅力的な声で歌った。発生に天性ともいえるエッジが混じりより色気が増した。スティール・ギターが入ったカントリー調のこの曲は、バンドをやっている男性からも支持を受けよくライブで演奏していた。私のバンドも、当時のこの曲を混んでレパートリーに加え、3人男性コーラス編成でよく演奏したものだ。今でも、アマチュアのフォークグループの多くが、懐かしいこの曲をライブでやっているようだ。

彼女は、最近は歌っていないようだが、You Tubeで最近の映像を見たが、少し年齢を重ねておばさんになっていたが、当時の面影は現前とあって安心した。彼女は、その他に、「思い出が多すぎて」「コーラが少し」等等、連続的なヒット曲を世に出した。

2015年6月24日 (水)

Meet Me On The Corner(Lindisfarne)


YouTube: Lindisfarne Meet Me On The Corner (HQ Audio)


懐かしいバンドを紹介しよう。リンデスファーンだ。日本でも極めて貴重なグループとして1970年代前半に、よくテレビにも出演したことを覚えている。確かイギリスのフォークグループだった。シールズ&クロフツなどが活躍した同時代に活動していたグループで、とにかくコミカルバンドのイメージが強かった。ヒット曲は残念ながらこれだけかもしれない。昔は、東京音楽祭やサンレモ音楽祭等がよく開かれていたが、ゲストで音楽祭に一度出演したことを記憶している。私たちのバンドも彼の曲をコピーし演奏したものだ。私の友人がシングルレコードを購入しコピーした曲だ。

2015年6月23日 (火)

地球はメリーゴーランド(GARO)


YouTube: 地球はメリーゴーランド - 大野真澄


YouTube: THE ALFEE 鈴木雅之 地球はメリーゴーランド


地球はメリーゴーランドは、GAROの名作アルバムであるファーストアルバムから、ヒットした曲でとてもポップな曲だ。作詞作曲は、もちろん日高富明。かれのギターワークと、彼のヴォーカルでこの曲を更にパワーアップさせている。今でも、いろんな歌手がカバーして謳っている。You Tubeには、残念ながらGAROのオリジナル音源がないので、メンバーの一人大野真澄のソロ音源と、ハイファイセットの山本潤子、アルフィーの坂崎幸之助と、ガロの大野真澄とのハーモニーライブを紹介する。

この曲は、原曲はたしかFか、Gで歌われているが、高音域なので、Eコードにすれば比較的歌いやすい。しかも開放弦の響きを全面に出せるし、一人で行くさと同様のコードを駆使できるので、アマチュアでもかっこよく見せることが可能。みなさんも挑戦すべし。

2015年6月14日 (日)

名前のない馬(America)

A Horse With No Name (名前のない馬) / AMERICA
YouTube: A Horse With No Name (名前のない馬) / AMERICA

1970年代初頭、ロンドンで結成されたAmerica(アメリカ)デューイ・パネル、ダン・ピーク、ジェリー・ベックリーの若者3名のアコースティックコーラスバンドである。彼らは「アメリカ」というファーストアルバムを出したようだが、売れ行きはいまひとつだった。その次のセカンドアルバム「A Horce With No Name(名前のない馬)」が大ヒット。これがグラミー賞受賞につながる。

このアルバムは、その他「川のほとりに」「三本のバラ」「川を渡るな」「I Need You」など、アコースティックギターとさわやかなコーラスを聴かせ、たちまちに不動の地位を得ることになった。

しかしその一方で当時全盛期であったCrosby,Stills,Nash & Youngよりも少し小粒でコピーバンドのように揶揄された。サウンド的には違うのだが、言われればデューイ・パネルの声は、ニール・ヤング的であり曲風はスティーブン・スティルス的だし、ジェリー・ベックリーの声や曲風は、グラハム・ナッシュ的である。その後、アメリカは、「ヴェンチュラ・ハイウェイ」「ティン・メン」「シスターズ・ゴールデン・ヘア」等のヒット曲を連発し、ダン・ピーク脱退後は、今も2人でライブ活動を行っている。サウンド的には、アメリカは、必ずといっていいほど、12弦ギターを用いている。これでサウンドがポップになるのも彼らの特徴かもしれない。

私も、アメリカがダンとベックリーの2人の時に、日本来日したライブを直接観ることができた。生ライブはやはりいい。私も、学生の時、「川を渡るな」を演奏したが、懐かしい思い出だ。


YouTube: America - Don't Cross The River

 

2015年6月10日 (水)

青春の別れ道(ジローズ)

ジローズ 青春のわかれ道(ライヴ)
YouTube: ジローズ 青春のわかれ道(ライヴ)

ヤングオーオーの今月の歌に登場したジローズは、戦争知らない子どもたちで、一躍スターダムに。以来ジローズ路線は、全国のフォークを目指している若者の目標になった。「青春の別れ道」という曲は、私が中学3年生から高校1年生にかけてジローズの曲をマスターした時があったが、その中でも美しい旋律の歌で、今でもソロで歌うと格好いい。

杉田二郎と森下次郎の男性でデュオ。今でも伝説のグループである。

2015年6月 6日 (土)

一人で行くさ(GARO)


YouTube: ガロ ファーストアルバム 一曲目 「一人で行くさ」

You Tube映像や音源としては、アップされておらずようやく見つけたのが、このライブ音源(貴重なデータをアップしていただいた方には感謝)

1970年代のはじめ、今までとは全く性質の異なるフォークバンドが登場した。それがGAROである。かれらのセンセーショナルなデビューアルバムのA面1曲目が、「一人で行くさ」だ。変則チューニングではないが、Eコードで、開放弦を駆使する奏法ワークでいわゆるシャリンシャリンとした音を醸し出した。何でこんな音質になるのかレコードを聴いているだけではわからなかったが、彼らを含めたギターの専門書籍にコード進行の解説があり、自分もマスターできた。しかしもっとすごかったのは、彼らのギターだ。Martin D-45という当時最高峰のギター(当時で約70万円)を2人とももっている数少ないグループで、ギターファンにはよだれがでそうなライブだったと思う。

ギターワークのトミーこと日高富明と、甘いマスクとヴォーカルのマークこと堀内護、いつも帽子をかぶるおしゃれなヴォーカルこと大野真澄の3人によるユニット。私も高校1年生の時に、京都の円山音楽堂でのライブで初めて出会ったが、それは衝撃的だった。今でも覚えている曲で彼らのオリジナルでない曲と言えば、POCOコンセンクウェントリー・ソーロング(それではさようなら)CSN&Yの「自由の値」、「泣くことはないよ」「どうにもならない望み」「青い目のジュディ」である。このグループはアメリカのグループ、クロスビー・スティルス&ナッシュを意識していたことは確かで、GAROのデビュー当時は、Teach Your Childrenや、Helpresly Hoping、Judy Blus Eyes等の曲を前座でもよくやっていた。
ヤングオーオーで出演した時、CSNの曲をやっていたことを今でも鮮明に覚えている。

今でもこのEコードフレーズワークは、いろんな曲に活用できるアイテムのひとつだ。