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2015年6月 6日 (土)

一人で行くさ(GARO)


YouTube: ガロ ファーストアルバム 一曲目 「一人で行くさ」

You Tube映像や音源としては、アップされておらずようやく見つけたのが、このライブ音源(貴重なデータをアップしていただいた方には感謝)

1970年代のはじめ、今までとは全く性質の異なるフォークバンドが登場した。それがGAROである。かれらのセンセーショナルなデビューアルバムのA面1曲目が、「一人で行くさ」だ。変則チューニングではないが、Eコードで、開放弦を駆使する奏法ワークでいわゆるシャリンシャリンとした音を醸し出した。何でこんな音質になるのかレコードを聴いているだけではわからなかったが、彼らを含めたギターの専門書籍にコード進行の解説があり、自分もマスターできた。しかしもっとすごかったのは、彼らのギターだ。Martin D-45という当時最高峰のギター(当時で約70万円)を2人とももっている数少ないグループで、ギターファンにはよだれがでそうなライブだったと思う。

ギターワークのトミーこと日高富明と、甘いマスクとヴォーカルのマークこと堀内護、いつも帽子をかぶるおしゃれなヴォーカルこと大野真澄の3人によるユニット。私も高校1年生の時に、京都の円山音楽堂でのライブで初めて出会ったが、それは衝撃的だった。今でも覚えている曲で彼らのオリジナルでない曲と言えば、POCOコンセンクウェントリー・ソーロング(それではさようなら)CSN&Yの「自由の値」、「泣くことはないよ」「どうにもならない望み」「青い目のジュディ」である。このグループはアメリカのグループ、クロスビー・スティルス&ナッシュを意識していたことは確かで、GAROのデビュー当時は、Teach Your Childrenや、Helpresly Hoping、Judy Blus Eyes等の曲を前座でもよくやっていた。
ヤングオーオーで出演した時、CSNの曲をやっていたことを今でも鮮明に覚えている。

今でもこのEコードフレーズワークは、いろんな曲に活用できるアイテムのひとつだ。

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