2015年6月10日 (水)

青春の別れ道(ジローズ)

ジローズ 青春のわかれ道(ライヴ)
YouTube: ジローズ 青春のわかれ道(ライヴ)

ヤングオーオーの今月の歌に登場したジローズは、戦争知らない子どもたちで、一躍スターダムに。以来ジローズ路線は、全国のフォークを目指している若者の目標になった。「青春の別れ道」という曲は、私が中学3年生から高校1年生にかけてジローズの曲をマスターした時があったが、その中でも美しい旋律の歌で、今でもソロで歌うと格好いい。

杉田二郎と森下次郎の男性でデュオ。今でも伝説のグループである。

2015年6月 9日 (火)

Listen to the Music(Doobiee Brothers)


YouTube: The Doobie Brothers - Listen To The Music (Reprise) [Live From The Beacon Theater]


ドービー・ブラザーズのまさにデビューヒット曲。ファーストアルバムのA面1曲目のこの曲で、世界を圧巻することになる。ギターワークでは、今までにはない音質。ドービー・ブラザーズは、パット・シモンズと、トム・ジョンストンの二人を柱に、ベースのタイラン・ポーター、ツインドラムで演奏する、まさにアメリカンロックの代表格。草原の高速道路をバイクやカーで突っ走る若者にマッチしすぎるほどマッチするカッコいい曲だ。草創の頃は、この強固なメンバーでやっていたが、トムが麻薬中毒により一時脱落し、そのあとを補ったのが、スティーリー・ダンのキーボード奏者、マイケル・マクドナルドだった。彼がメンバーに入りドービーサウンドは一変。しかし、予想に反し、ドービー・ストリート、次のホワット・ア・フール・ビリーブス等が大ヒットするミニット・バイ・ミニットのアルバムでグラミー賞を受賞するなど新生ドービーの地位を確かなものにした。その後、トム・ジョンストンが復帰し、往年のドービーは草創期からのメンバーと新生メンバーとがうまくマッチし再結成し今日に至っている。イーグルスの変遷とは大きな違いである。

私は、この曲を高校2年生の頃に、当時、アメリカンロックのオムニバスレコードで彼らのサウンドに出会った。自分の持っているギターでは、あのイントロの音は出せないし、今でも動画などを見てもパットシモンズは、親指にはめるサム・ピックで弾いている。リードヴォーカルのトム・ジョンストンが、かろうじてピックでストロークして演奏しているが、なかなか彼らのようなソリッドな未だに音は出せない。

2015年6月 8日 (月)

AVALON(栗崎博光・森崎眞知子・大倉美子)

ヴォーカルグループAVALON 友の会ご案内
YouTube: ヴォーカルグループAVALON 友の会ご案内

私の音楽仲間に、京都を舞台に活躍するAVALONという男性1名女性2名のヴォーカルグループがいる。もう10年以上も親交を深めさせていただいている。確か結成5周年記念のライブのプログラムには、私の寄稿文も掲載していただいた。

最初に出会ったのは、神戸のクルーズ船「パルディメール」の船上ライブ。そのコーラスのうまさ、心地良さ、ルックス、ステージマナー等、どれをとってみてもプロ集団だと思った。その時より彼らのファンになり今日に至っている。

リーダーの栗崎博光氏は、円ひろしの夢想花のバックコーラスにも出演し、のちにシャンソン界の貴公子としてデビュー、その後は音楽ジャンルを超えてすべてに精通する男性ヴォーカリスト。また森崎眞知子氏は、世界の歌をこよなく愛し、未来に歌い継ぎたい世界の童謡やトラディッショナルな歌を発掘し今でも歌い続けている女性ヴォーカリスト。クラシックやシャンソン等彼女もあるゆるジャンルに精通している。大倉美子氏は、舞台の振り付け等も担当する美貌あふれる女性ヴォーカリスト。AVALONには私は以前、素人ながら彼らに「バラの花束」というオリジナル曲を提供したことがある。まだ日の目を見ていないがいつの日か、3人で歌ってくれることを願っている。

コーラスグループ編成は、男性5人(タイムファイブ等)、男性4人(フォーフレッシュメン、ハイローズ、ダークダックス、ボニージャックス、デュークエイセズ等)、男性2名女性2名(サーカス、ホッパーズ)、男性3名女性1名(パイドパイパーズ)、男性3名(ミルスブラザーズ)、女性3名(スリーグレイセス)等等、数多くあるが、男性1名女性2名のコーラスグループは意外と少なく成功していないようだ。日本では1970年代に、ITSというジャズヴォーカルグループがいたが、雲散霧消したようだ。

AVALONは、ある意味そうしたコーラスグループの中でも異色の存在で、挑戦し続けているグループと言えよう。地道な活動に光が当たればと願うばかりである。

(彼らのYou Tubeの映像が少ないため友の会のプレゼン動画を活用させてもらった。

「愛のブランド」ヴォーカルグループAVALON 栗崎博光
YouTube: 「愛のブランド」ヴォーカルグループAVALON 栗崎博光

2015年6月 7日 (日)

それではさようなら(POCO)

Poco - Live- Just In Case It Happens/Grand Junction/Consequently So Long (DeLIVErin') 1971
YouTube: Poco - Live- Just In Case It Happens/Grand Junction/Consequently So Long (DeLIVErin') 1971

カントリーロックグループPOCOは、日本でもマニアがたくさんおられます。岡山出身のディスクジョッキー清水敏夫さんはその第一人者といっていいでしょう。2~3度お会いしましたが熱く語っておられました。

POCO(ポコ)は、リッチー・フューレイ(バッファロー・スプリイング・フィールド)、ポール・ヤングテモシー・シュミットジム・メッシーナが中心となってできたグループ。

ガロが円山音楽堂ライブで歌った中で、POCOのConsequently So Long(それではさようなら)という曲があった。とにかくカッコいい曲だった。You Tubeでも彼らのライブアルバムの中のメドレー曲の中にしかない。私も高校時代のバンドで、相方の影響でバーズやポコ等、カントリーロック系の曲を多く演奏した時期がありました。

2015年6月 6日 (土)

一人で行くさ(GARO)


YouTube: ガロ ファーストアルバム 一曲目 「一人で行くさ」

You Tube映像や音源としては、アップされておらずようやく見つけたのが、このライブ音源(貴重なデータをアップしていただいた方には感謝)

1970年代のはじめ、今までとは全く性質の異なるフォークバンドが登場した。それがGAROである。かれらのセンセーショナルなデビューアルバムのA面1曲目が、「一人で行くさ」だ。変則チューニングではないが、Eコードで、開放弦を駆使する奏法ワークでいわゆるシャリンシャリンとした音を醸し出した。何でこんな音質になるのかレコードを聴いているだけではわからなかったが、彼らを含めたギターの専門書籍にコード進行の解説があり、自分もマスターできた。しかしもっとすごかったのは、彼らのギターだ。Martin D-45という当時最高峰のギター(当時で約70万円)を2人とももっている数少ないグループで、ギターファンにはよだれがでそうなライブだったと思う。

ギターワークのトミーこと日高富明と、甘いマスクとヴォーカルのマークこと堀内護、いつも帽子をかぶるおしゃれなヴォーカルこと大野真澄の3人によるユニット。私も高校1年生の時に、京都の円山音楽堂でのライブで初めて出会ったが、それは衝撃的だった。今でも覚えている曲で彼らのオリジナルでない曲と言えば、POCOコンセンクウェントリー・ソーロング(それではさようなら)CSN&Yの「自由の値」、「泣くことはないよ」「どうにもならない望み」「青い目のジュディ」である。このグループはアメリカのグループ、クロスビー・スティルス&ナッシュを意識していたことは確かで、GAROのデビュー当時は、Teach Your Childrenや、Helpresly Hoping、Judy Blus Eyes等の曲を前座でもよくやっていた。
ヤングオーオーで出演した時、CSNの曲をやっていたことを今でも鮮明に覚えている。

今でもこのEコードフレーズワークは、いろんな曲に活用できるアイテムのひとつだ。