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2018年3月

2018年3月 2日 (金)

予算特別委員会(5日目)市会事務局・総合企画局

Photo京都市会は3月2日には、予算特別委員会(5日目)が開会され、市会事務局総合企画局に対する質疑を行い、私は市会事務局に対して、新年度予算編成方針や新庁舎整備とりわけ議会棟に係る諸課題について質疑を行いました。ICT化の一層の推進の必要性と「氏名標」「机上札(席札)」のあり方について言及。

本会議場の議員の席に設置してある黒い名前の柱は「氏名標」と言われています。選挙で選ばれた議会の議員は当選に伴い本会議における席においてその席順を示す番号と、議員の名前を示す所謂名札となる四角柱の「氏名標」が設置されて、種々の権限を行使しています。一方、執行機関の理事者側についても本会議場において市長や教育長等、役職名を示す名札が設置されている。これを「机上札」「机上名札」「席札」と呼ばれているようです。これらの形も三角錐形、四角柱形があります。しかしながら、京都市会の本会議場には非常に狭隘であるため現在、執行機関側の理事者席は市長や副市長席(3名)計4名と、局長らは議員席の後ろ側に着席し本会議に臨まれています。市長や副市長の席札は設置されていません。京都府議会や他都市議会でも当然設置されていることを考えれば、より市民、傍聴者等にわかりやすい市会を目指す意味からも、二元代表制による議会として改善すべきことを主張。

今後新しく新庁舎完成後、本会議場もリニューアルされることになりこうした課題も解決されることを期待したい。その他、総合企画局の質疑では他の委員から、①留学生への支援強化(留学生就職マッチング事業)、②国際会議場整備、③西陣エリアのまちづくり整備方針、④岡崎エリア活性化方針、⑤リニア新幹線及び北陸新幹線、⑥大型汎用コンピューターシステムの再構築、⑦世界歴史都市会議、⑧姉妹都市交流、⑨明治150年事業、⑩改元号に代わるコンピューターの影響、などについて質疑がありました。

2018年3月 1日 (木)

予算特別委員会(4日目)文化市民局

Photo京都市会は3月1日には、予算特別委員会(4日目)が開会され、文化市民局に対する質疑を行い、私は美術館再整備に係る諸課題と今後の文化行政のあり方について質疑を行いました。

京都市美術館は100年もの歴史を有する伝統と文化芸術の殿堂といえます。この度、老朽化等の諸課題を克服するため再整備計画を策定し、財政厳しい中になってネーミングライツを導入し安定的な運営と新しい時代のニーズに対応する各種の戦略を検討してきています。平成30年度予算委員会では、施設運営の将来展望から美術館貸館の利用料金等の改定条例が提案されています。美術芸術を愛する専門家の活動の場とともに、市民活動の発表啓発の場を確保する観点から改定される利用料金が妥当であるかどうかを精査しました。また、美術を中心とする文化芸術の振興による市民の豊かな生活の形成に資することや、美術館を拠点とした京都の魅力及び日本文化の発信、文化芸術を通じた賑わいづくり等、美術館条例の改正の主旨に基づいて考えれば、こうした戦略を実行ならしめる機関との連携が不可欠です。その意味では、民間のチカラを積極的に活用させることも検討課題と言えます。世界的レベルで活動戦略を推進している機関団体等との連携ネットワーク化も必要となってくるものと思われます。入館者の一層の増を目指そうとすれば、今後京都市民だけでなく関西、世界からくる観光客等にもアプローチを積極的にする必要性を提起。さらに、2019年9月に京都で開催されるICOM(世界博物館会議)や、2019年開催が決定した国連世界観光機関(UNWTO)と国連教育科学文化機関(UNESCO)が合同で開催する「観光と文化をテーマにした国際会議」などに対して一層文化市民局の対応力が問われるいることを指摘し、文化と他分野の政策融合の推進を求めました。また、今後の文化行政の取組みについては、現在進められている文化芸術プログラム2020+等の終了年度を待つまでもなく、美術館再整備を機にこれらのソフト面での計画を更にバージョンアップする取組について早期検討に着手することの必要性を訴えました。

その他、他の委員からは、①世界自由文化都市40周年を記念する新たな顕彰制度の創設、②美術館貸館事業、③二条城利用料改定、④LGTBへの取組強化、⑤区役所機能強化、⑥自治会加入の課題、⑦人権文化施策の推進、⑧京都マラソンの課題、⑨京都市交響楽団運営、⑩スポーツ施設管理、⑪文化財保護、

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