京都の守るべき財産を踏まえながらも、創造性にあふれた活動を続け京都の都市の品格やブランドイメージの向上に取り組まれている個人や団体に対して2007年に創設されたのが、
京都創造者大賞。
今回で第9回目となる
2015年の受賞式典が9月4日午後より、関係者の参加のもとに、ウイングス京都で行われました。
オープニングには、津田佐代子さんのフルート演奏で飾り、開会の挨拶の後、今回の
京都創造者大賞、
京都創造者賞の順に表彰が行われました。
2015年の受賞者については、
京都創造者大賞には、京都五山送り火連合会が、
京都創造者賞(もてなし環境部門)には、京都錦市場商店街振興組合が、
京都創造者賞(アート・文化部門)には、京都伝統工芸大学校が、
京都創造者賞(企業部門)には、京都タワー株式会社が、
京都創造者賞(未来への飛翔部門)には、京都ハンナリーズが、それぞれ栄えある賞を受賞されました。
特に、京都創造者大賞選考委員会の委員長である横山俊夫京都大学名誉教授からは、含蓄深い講評がされました。
ちなみに、過去の大賞受賞者は、
祇園町南側地区協議会(2007年)、瀬戸内寂聴(2008年)、(財)祇園祭山鉾連合会(2009年)、(株)松竹撮影所・東映(株)京都撮影所(2010年)、嵯峨野観光鉄道(株)・保津川遊船企業組合(2011年)、葵茉莉行列保存会・賀茂御租神社・賀茂別雷神社(2012年)、(公)京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団)(2013年)、西陣織工業組合(2014年)で、錚々たる京都の伝統文化を継承されている団体です。