YouTube: Manassas - Find The Cost Of Freedom - 10/7/1973 - Winterland (Official)
自由の値(Find The Cost Of Freedom)は、CSN&Yのライブアルバム4 Way Streetに収められたステージ最後の渋い曲だ。高校時代に、この曲をコピーしてよく演奏したものだ。しかし、当時は井上陽水やかぐや姫、アリス等、日本のフォーク全盛時代であったので、僕らのグループの演奏はマニアックすぎて余り注目されなかった。今でもマニアの中では、必須曲。チューニングが変則であるのもかっこいい特徴。
YouTube: Neil Young - Long May You Run (unplugged)
ニール・ヤングは、デイヴィッド・クロスビー、ステファン・スティルス、グラハム・ナッシュとともに、一世風靡したウエストコーストのフォークロックグループCSN&Yの一員である。他の3人のハーモニーと比べ、ニールヤングの声質は、まったく異質な感じがある。ザ・バンドのコーラスもそうであったが、構成員がばらばらのコーラスだ。しかし4人一緒のサウンドとなると個性が一つになるから不思議。ニールヤングは、また一番日本でのファンが多いプレーヤーでもある。
この曲は、CSN&Y解散後に、スティルスとニールヤングが2人で結成したStills Young Bandでのアルバムの曲。いい曲だ。カントリー歌手の多くがこの曲を歌っている。
YouTube: ザ・ブーム 風になりたい Live@極東ツアー
日本人離れした感覚。日本語でサンバを歌った歌手はあまりいない。貴重な存在。貴重な歌だ。
YouTube: Bu-Blue Lagoon "Super Studio Live"--Masayoshi Takanaka_高中正義
クロスオーバーの時代。高中正義のギターはとにかくかっこよかった。貧乏学生には、サウンドを構成するための器材が買えなかったため、彼のような音は出せなかった。とほほほ。
YouTube: Glenn Frey - Route 66
ナットキングコールで有名になったジャズスタンダードの曲「ルート66」。とにかくかっこい曲で、日本のジャズミュージシャンの多くが演奏している。
エリック・クラプトンが、来日をした際に、ライブのアンコール曲に「Over The Rainbow」を渋く演奏し歌ってから、ロック歌手が、ジャズを歌うことに先鞭をつけた。
イーグルスのグレン・フレイが歌うルート66も渋い。バックミュージシャンやバンクダンサーがいい。
YouTube: Mike & The Mechanics - The living Years
YouTube: Paul Carrack The Living Years Live On Songs Of Praise.flv
YouTube: The Isaacs - The Living Years
リビング・イヤーという曲は、グラミー賞にも輝いた曲で、ポールとマイクの二人で結成したメカニックスというグループが歌った名曲。父親と息子との葛藤と絆と宿命を歌ったものだ。ゴスペルグループのアイザックもブルーグラス風にアレンジして演奏している。
YouTube: Chris Hillman
クリス・ヒルマン。1970年代のアメリカのミュージックシーンを駆け抜けた男の一人。バッファロー・スプリング・フィールド、フライング・バリット・ブラザーズ、マナサス、サウザー・ヒルマン・ヒューレー・バンド、ファイアー・ゴールド、バーズ、とにかくウエストコーストの音楽をリードした主力バンドのほとんどに参加している。彼もよく来日しているようだ。
YouTube: Crosby, Stills & Nash - CSN (1977) [Full Album]
1977年のCrosby,Stills & Nashのアルバムは、実に「海」を連想するジャケット。曲も海がテーマだ。イルカ捕獲が世界的に問題視されていた時代でもありメッセージ性の強い仕上がりとなっている。彼らのライブも、映像を駆使した新しいステージを提供した。ファーストアルバム以来、彼らのの3人のハーモニーは完璧である。ニールヤングだけが異端児でハーモニーも合わなかったが、なぜかニールヤングの人気の方が日本では上なのは不思議だ。
YouTube: 1本の音楽 / 村田和人
1980年台に、日本のフォークロック界で一世風靡した村田和人。日本人離れしたセンスが持ち味。
「一本の音楽」の曲は、カセットテープの宣伝コマーシャルソングとしてもヒットした。ウエストコーストばりの演奏が魅力です。
ライブ映像(アコースティックバージョン) YouTube: 村田和人「一本の音楽」
YouTube: Randy Meisner - Take It To The Limit (solo)
イーグルスのベーシストとして活躍したランディ・マイズナー。ウエストコーストの空を彷彿とさせる彼のハイトーンは、永遠に色あせることはないだろう。彼は、もとはポコのベーシストだった。イーグルスには、バーニー・リードンが加入する流れの中で、行動を共にしたのだろう。ちょうどポコのリッチー・フューレイや、ジム・メッシーナも独立し別のメンバーとのバンド結成も重なったことで、イーグルスへと行ったのだろう。
しかしともかくベーシストというプレーヤーは何で高音をハモるのかと不思議でならなかった。後のティモシー・シュミットしかり、ドービー・ブラザーズのタイラン・ポーターしかり、シカゴのピーター・セテラしかりである。中でもランディ・マイズナーのリードボーカルはソロでも聴かせる。イーグルスのライブ音源では、とてつもないハイトーンを披露しているのもある曲が、テイク・イット・トゥー・ザ・リミットだ。
ポコ再結成ライブでの一コマ YouTube: Poco with Randy Meisner - Take It To The Limit
YouTube: Takin' It to the Streets
ドービーブラザーズの初期の主力メンバーだった、トム・ジョンストンが体調不良のため一時脱退した後、ドービーブラザーズは大きな賭けに挑戦する。トム・ジョンストンのシャフトするヴォーカルが聞けないドービーはドービーではないと言われるほどインパクトがあった。
しかし、スティーリー・ダンのキーボード奏者であったマイケル・マクドナルドに白羽の矢が当たった。そのアルバムが、ドービーストリートだ。私もこのアルバムを買ってはじめて聴いたときには驚いた。彼が加入したことにより従来のドービーファンは、去って行ったとも言われたが、しかしソウルフルなマイケルのヴォーカルとサウンドに、新しいドービーファンが生まれた。マイクといっしょに加入したのは、同じくスティーリー・ダンのギタリスト、ジェフ・バクスター。その証拠に、彼らは、その後立て続けにヒット曲を連発。グラミー賞総なめする勢いだった。今から思えば、マイケル。マクドナルドの加入は、ドービーサウンドを幾重にも拡大したことは事実。そして今ではトム・ジョンストンも復帰し、オリジナルメンバーと仲良く活動を続けてきている。ロックロールの若者は、今や「おっさん」の域に達したが、今でも彼らは男の夢を贈り続けている。
海の見えるサンタバーバラでの野外ライブ YouTube: DOOBIE BROTHERS - Santa Barbara, California, 1982 - FULL CONCERT
YouTube: Air Supply - Lost In Love [ Original Australian Version - FULL AUDIO HD ] [ A Tribute Video ]
YouTube: Air Supply - Lost In Love
夏、海と言えば、まず浮かんでくるのが、白い砂浜に寄せる波。そんなイメージにピッタリな曲が、オーストラリア出身のグループ、エア・サプライ。さわやかなサウンドで一世風靡をした。オーストラリアのバンドが注目を浴びるようになったのも、彼らの登場からだ。
YouTube: Creedence Clearwater Revival: Lookin' Out My Back Door
YouTube: Looking Out My Back Door text in description
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル略してCCRの、軽快なカントリーロック曲。高校時代に聴いたときは、大きな衝撃を受けた一曲だ。その後は、プラウドメアリー等が大ヒットし一躍スターダムにのし上がった。CCRは、ジョン・フォガティ(ギター・ヴォーカル)、トム・フォガティ(サイドギター)、ステュ・クック(ベース)、ドン・ハリソン(ドラム)のメンバー編成で不動の地位を得た。最初は5人編成のグループだっとようで、ドブロギターが加わっていた。4人編成の時が長く続いたが、最終的には、ドラムのドン・ハリソンはドン・ハリソン・バンドを結成し活動をしたが、冴えなかった。ジョン・フォガティは今でもソロ活動で元気だ。ジョン・フォガティのシャウトするドライブ感のあるヴォーカルに魅せられた若者も多いだろう。高校時代の文化祭では、彼の「雨を見たかい」を演奏していたグループもあった。
彼らは日本にも来日したことがあり、駆け出しのころは、ビートルズ東京公演の前座を務めたと聞いている。またCCRの更にその前の前座を務めたのは、GAROであったと言い伝えで聴いた。真実がどうか証明できる人が出てくればありがたい。
YouTube: Lindisfarne Meet Me On The Corner (HQ Audio)
懐かしいバンドを紹介しよう。リンデスファーンだ。日本でも極めて貴重なグループとして1970年代前半に、よくテレビにも出演したことを覚えている。確かイギリスのフォークグループだった。シールズ&クロフツなどが活躍した同時代に活動していたグループで、とにかくコミカルバンドのイメージが強かった。ヒット曲は残念ながらこれだけかもしれない。昔は、東京音楽祭やサンレモ音楽祭等がよく開かれていたが、ゲストで音楽祭に一度出演したことを記憶している。私たちのバンドも彼の曲をコピーし演奏したものだ。私の友人がシングルレコードを購入しコピーした曲だ。
YouTube: American Flyer - I'm Blowin Away
YouTube: American Flyer Track 2 - Such A Beautiful Feeling
アメリカン・フライヤーは、まさに伝説のグループといっていいだろう。グレイク・フューラーと、エリック・カズのデュオが織りなす世界は、まさにウエストコーストの真髄といってもいいくらいだ。
以前、京都の小さなライブハウス「拾得(じゅっとく)」に、エリック・カズが来日しコンサートがあった。ソロ活動での来日だったこともあったし、来日したころはすでに彼らの時代は終わりを告げていたこともあり、マニアなファンが駆けつけたというライブだった。ピアノとギターソロでヴォーカルというシンプルなライブだったが、いまだに色あせることなく記憶に残っている曲が、I'm Blowin Awayだ。エリック・カズは、メロディックな曲を、グレイク・フューラーはアップテンポなポップな曲を好んだようだ。