ロック

2015年6月16日 (火)

Take Me In(Bryndle)


YouTube: Take Me In

ウエストコーストの伝説のグループ、Bryndle(ブリンドル)。男性2人女性2人だが、一人一人がソロ活動をしている。ウエストコースト系のグループにはこうした形のバンドが多い。だからメンバー編成もセッション気分で入れ代わり立ち代わりで編成し演奏する。

ブリンドルは、ウェンディ・ウォルドマン、カーラ・ボノフ、アンドリュー・ゴールド、ケニー・エドワーズの4人。すべてがマルチプレイヤー。

タイトル曲は、私が以前大阪のブルーノートにブリンドルが来日した際のライブ一曲の曲。とにかく変則チューニングのギター4本で、その衝撃は凄かった。またコーラスも凄かった。鳥肌ものだ。

2015年6月15日 (月)

雨に願いを(Fools Gold)

Fools Gold - Rain,Oh, Rain (1976)
YouTube: Fools Gold - Rain,Oh, Rain (1976)

今は亡き、ブルーグラスのフラットマンドリン奏者宮崎勝之さんに、フラットマンドリンを少しご教示いただいたことがあるが、その時に、宮崎さんが音楽に目覚めたきっかけが、何と高校時代に聴いたフールズ・ゴールドだったと聞いたときには本当にびっくりした。宮崎さんは、アメリカナッシュビルで開かれる世界フラットマンドリン大会で、第3位を獲得した逸材。彼のプレイからはフールズ・ゴールドの曲想は思い浮かばない。(宮崎勝之さんのプレイは後日掲載しましょう)

フールズ・ゴールドの「雨に願いを(Rain Oh Rain)」のバックコーラスは、何とイーグルスのグレン・フレイ、ドン・ヘンリーや確かジョン・デヴィッド・サウザー等、ウエストコーストの大御所達がサポートしている。これだけ見てもこのグループの将来性を大いに期待されたのが、そのあとはヒット曲もなく終わった。一時、一人のCSN&YやAmericaと揶揄されたダン・フォーゲルバークとジョイントライブ(実際にはバックバンド)で活躍していた時もある。イーグルスよりも少し彼らの曲は軽い。

2015年6月14日 (日)

名前のない馬(America)

A Horse With No Name (名前のない馬) / AMERICA
YouTube: A Horse With No Name (名前のない馬) / AMERICA

1970年代初頭、ロンドンで結成されたAmerica(アメリカ)デューイ・パネル、ダン・ピーク、ジェリー・ベックリーの若者3名のアコースティックコーラスバンドである。彼らは「アメリカ」というファーストアルバムを出したようだが、売れ行きはいまひとつだった。その次のセカンドアルバム「A Horce With No Name(名前のない馬)」が大ヒット。これがグラミー賞受賞につながる。

このアルバムは、その他「川のほとりに」「三本のバラ」「川を渡るな」「I Need You」など、アコースティックギターとさわやかなコーラスを聴かせ、たちまちに不動の地位を得ることになった。

しかしその一方で当時全盛期であったCrosby,Stills,Nash & Youngよりも少し小粒でコピーバンドのように揶揄された。サウンド的には違うのだが、言われればデューイ・パネルの声は、ニール・ヤング的であり曲風はスティーブン・スティルス的だし、ジェリー・ベックリーの声や曲風は、グラハム・ナッシュ的である。その後、アメリカは、「ヴェンチュラ・ハイウェイ」「ティン・メン」「シスターズ・ゴールデン・ヘア」等のヒット曲を連発し、ダン・ピーク脱退後は、今も2人でライブ活動を行っている。サウンド的には、アメリカは、必ずといっていいほど、12弦ギターを用いている。これでサウンドがポップになるのも彼らの特徴かもしれない。

私も、アメリカがダンとベックリーの2人の時に、日本来日したライブを直接観ることができた。生ライブはやはりいい。私も、学生の時、「川を渡るな」を演奏したが、懐かしい思い出だ。


YouTube: America - Don't Cross The River

 

2015年6月11日 (木)

Cowgirl in the Sand(The Byrds)

The Byrds- Cowgirl in the Sand The Byrds
YouTube: The Byrds- Cowgirl in the Sand The Byrds

ロジャー・マッギン、ジーン・クラーク、ディヴィッド・クロスビー、クリス・ヒルマンという最強メンバーが集まったバーズは、アメリカンロックを語る上で欠かせない。この曲は、もともとニール・ヤングのオリジナル曲で、孤独の旅路と同様に重い曲であるが、バーズでは、軽快なカントリーリズムにアレンジし、イージー・ライダーの映画挿入歌にような雰囲気で聴かせる。

私も、高校2年の時に、コンサートで演奏した曲の一つ。ニールヤングはAmから始まる曲だが、バーズはGから始まる曲となっている。

2015年6月 9日 (火)

Listen to the Music(Doobiee Brothers)


YouTube: The Doobie Brothers - Listen To The Music (Reprise) [Live From The Beacon Theater]


ドービー・ブラザーズのまさにデビューヒット曲。ファーストアルバムのA面1曲目のこの曲で、世界を圧巻することになる。ギターワークでは、今までにはない音質。ドービー・ブラザーズは、パット・シモンズと、トム・ジョンストンの二人を柱に、ベースのタイラン・ポーター、ツインドラムで演奏する、まさにアメリカンロックの代表格。草原の高速道路をバイクやカーで突っ走る若者にマッチしすぎるほどマッチするカッコいい曲だ。草創の頃は、この強固なメンバーでやっていたが、トムが麻薬中毒により一時脱落し、そのあとを補ったのが、スティーリー・ダンのキーボード奏者、マイケル・マクドナルドだった。彼がメンバーに入りドービーサウンドは一変。しかし、予想に反し、ドービー・ストリート、次のホワット・ア・フール・ビリーブス等が大ヒットするミニット・バイ・ミニットのアルバムでグラミー賞を受賞するなど新生ドービーの地位を確かなものにした。その後、トム・ジョンストンが復帰し、往年のドービーは草創期からのメンバーと新生メンバーとがうまくマッチし再結成し今日に至っている。イーグルスの変遷とは大きな違いである。

私は、この曲を高校2年生の頃に、当時、アメリカンロックのオムニバスレコードで彼らのサウンドに出会った。自分の持っているギターでは、あのイントロの音は出せないし、今でも動画などを見てもパットシモンズは、親指にはめるサム・ピックで弾いている。リードヴォーカルのトム・ジョンストンが、かろうじてピックでストロークして演奏しているが、なかなか彼らのようなソリッドな未だに音は出せない。

2015年6月 7日 (日)

それではさようなら(POCO)

Poco - Live- Just In Case It Happens/Grand Junction/Consequently So Long (DeLIVErin') 1971
YouTube: Poco - Live- Just In Case It Happens/Grand Junction/Consequently So Long (DeLIVErin') 1971

カントリーロックグループPOCOは、日本でもマニアがたくさんおられます。岡山出身のディスクジョッキー清水敏夫さんはその第一人者といっていいでしょう。2~3度お会いしましたが熱く語っておられました。

POCO(ポコ)は、リッチー・フューレイ(バッファロー・スプリイング・フィールド)、ポール・ヤングテモシー・シュミットジム・メッシーナが中心となってできたグループ。

ガロが円山音楽堂ライブで歌った中で、POCOのConsequently So Long(それではさようなら)という曲があった。とにかくカッコいい曲だった。You Tubeでも彼らのライブアルバムの中のメドレー曲の中にしかない。私も高校時代のバンドで、相方の影響でバーズやポコ等、カントリーロック系の曲を多く演奏した時期がありました。

2015年6月 4日 (木)

Peaceful Easy Feeling(Eagles)


YouTube: The Eagles - Peaceful Easy Feeling

1970年代のウエストコーストのミュージックシーンをリードしたイーグルスのファーストアルバムのB面に終わりの方に収められた隠れた名曲でジャック・ティンプチンが書いた曲。A面の1曲目はいわずもがな、テイク・イット・イージーだ。イーグルスは、グレン・フレイと、ドン・ヘンリーの2人の個性が織りなすウエストコーストサウンドを代表するグループだが、グレン・フレイは、カントリー風の曲には本当によく似合う声質だ。グレン・フレイは、イーグルスを結成する前は、ジョン・デイヴィド・サウザーと、ペニーウイッスル&ブランチというグループで活動し、さらにメキシコ出身の歌姫リンダ・ロンシュタットのバックバンドとしても活動していた。イーグルスは、ポコのベーシスト、ランディ・マイズナーと、フライング・バリッド・ブラザーズのマルチプレーヤー、バーニー・リードンも合流することになる。まさにこの曲は、その淵源を今に伝える名曲だ。ジャック・ティンプチンのソロアルバムでは、しっとりとバラードで歌い上げているから味わいがある。その時のバックを務めていた女性歌手は確か、ジェニファー・ウォーンズだったと記憶している。

今でも、多くのミュージシャンが歌い続けている。

2015年6月 3日 (水)

Teach Your Children(Crosby,Stills & Nash)

小さな恋のメロディのエンディングに流れていた曲で、C,S,&Nを一躍有名にした曲。マーク・レスターとトレシー・ハイドの子役の演技で青春の甘い思い出があふれる。この曲はその後、多くのミュージシャンが歌った。Crosby,Stills & Nashのセカンドアルバム「デ・ジャヴ」に収められた曲で、もちろんGraham Nashの曲。彼はいつもメロディックな曲を創るミュージシャンだ。

Teach your Children - Crosby, Stills and Nash (Live with lyrics)
YouTube: Teach your Children - Crosby, Stills and Nash (Live with lyrics)

やはり彼らの魅力は、ギターとコーラス。カッコいいライブ。

2015年6月 1日 (月)

青い目のジュディ(Crosby,Stills&Nash)


YouTube: Crosby, Stills & Nash Live Suite Judy Blue Eyes

私が中学3年の時、兄が購入したステレオで聞いたレコードの1曲。私の友人の2年上の兄が洋楽にうるさく、非常にマニアックであったが、レコードはその兄から借りたもの。とにかく衝撃の1曲だった。

変則チューニングという新しい奏法に加え、3人によるコーラスワークの素晴らしさは天下一品。当時ウッドストックで行われたライブを収めた長編映画により日本にも影響を与えた。GAROもこのグループに影響を受けたグループ。

一世を風靡したクロスビー、スティルス、アンド、ナッシュとは、ザ・バーズで活躍していたデイヴィッド・クロスビーと、バッファロー・スピリング・フィールドステファン・スティルスと、ザ・ホリーズのグラハム・ナッシュの3人が揃ってできた伝説のグループ。A面1曲目が、名曲「青い目のジュディ」。スティルスの恋人であったジュディ・コリンズをモデルした組曲編成による大作。ウッドストックでは、スティルスのギター1本で、バックコーラスという極めてシンプルなスタイル。GAROの日高富明は、このウッドストックの映画を実に50回近く見て、変則チューニング奏法を盗んだといわれる。

後に、GAROは、自分たちのファーストアルバムで、「暗い部屋」という組曲を作ったが、まさにこの青い目のジュディがもとになっている。

今でも、アコースティックギターとコーラスで勝負するバンドは、必須曲といえましょう。