3月25日（日）温かい小春日和のこの日、京都駅東南部エリアの地域内において、アート・トライアル2017～2018の事業の一貫として「おとと おどりの まつりごと」という若者と地域の交流芸術のイベントが開催されました。私もこかじ義広府議会議員とともに、午後からの本番を前に、野外舞台での練習風景を拝見しました。皆さんいきいきと動いておられました。
イベントとしては、南岩本公園を舞台に地域の子どもたちと地域内外のアーティストがパフォーマンスを繰り広げる催しと、劇場予定地において、地域の音楽家たちの演奏に合わせてダンサーが躍る催しが行われ、夕方からは、トークイベントとして京都駅東南部エリアの活性化に向けたまちづくり方針についてみんなで考える機会となりました。このイベントには、若い芸術家の方々はもちろんのこと、ボランティアの方々も多く参加され、「みんなごと」として取り組まれています。永年この地域の課題と向き合ってきた一人として、新しいまちづくりが芽生えてきていることに感慨もひとしおです。
京都市南区の河原町八条通りと九条通りの真ん中に位置する「南岩本市営住宅」は、永年地域の課題であった住環境整備計画で整備されてきた公営住宅です。住宅が整備される以前から地域で営業をされていた事業者の営業を補償する観点から整備された公営住宅の1階には店舗として営業できるように計画されて一部営業を継続されている事業者もあります。しかしながら事業者の高齢化や後継者不在、経営不振などから営業がされていない区画もあるのが実態でした。
この程、このエリアが「京都駅東南部エリア」として近接地への京都市芸術大学移転等に伴い文化芸術のまちとして賑わいのあるまちづくりの活性化方針が示されてことを背景に、公営住宅の1階空き店舗に新たな事業展開をすることになりました。具体的には、賑わいを創出する店舗（小売業、飲食業、サービス業など）と、交流促進やコミュニティ発展に寄与する事業（子どもや高齢者の居場所づくり、コミュニティカフェ、芸術家との交流拠点、留学生の交流サロン等）に限定して事業者を応募することになりました。
事業者選定までのスケジュールでは、3月20日～5月18日までを募集期間として、4月4日、4月11日に物件公開、5月7日～5月18日までに申込書類の受付を行い、5月下旬に審査及び事業者の選定を行ったうえで、6月に入り正式に契約することになっています。
永年の課題であった地域の活性化がこれで一歩進むことになります。
4月8日投票の京都府知事選挙が3月22日告示日を迎え、スタートしました。山田啓二前京都府知事の勇退表明が昨年12月になされ自民党・公明党・民進党を中心に新たな候補者擁立に努力し、国土交通省及び復興庁で行政手腕をふるった西脇隆俊氏を候補者とし支援することを決定し政党政派を超えて活力京都に結集しました。22日の出陣式には、信頼する西脇隆俊氏の応援のために公明党から元国土交通大臣の太田昭宏衆議院議員が駆けつけ支援の熱いメッセージを届けました。向こう17日間の選挙戦となります。新しい京都の時代と未来を誰に託すのかを選択する京都府民にとって重要な選挙です。西脇隆俊氏は、安心・いきいき・京都力で新しい京都の未来を切り開いていくと力強く訴え遊説に出発しました。
