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2016年11月

2016年11月21日 (月)

聖護院八つ橋

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11月21日夕刻より市内ホテルで開催された京都政経懇話会の講演会に参加しました。今回の講師は、京都の和菓子の老舗である聖護院八つ橋の専務取締役である鈴鹿可奈子氏。鈴鹿専務は、次代の後継者として今、業界に大きなインパクトを与えています。講演では、八つ橋の由来から、会社経営の理念は、「味が伝統」「人を大切に、地元を大切に」をモットーに戦略を進められていることを示されました。 通常、マーケティング戦略には、Product(製品)、Place(流通経路)、Promotion(販売促進)、Price(価格)4つのPという基本があるとされるが、聖護院八つ橋では、Priceの代わりにPackage(パッケージ)を4つの柱にしているという伝統老舗ならではの戦略があることを話されました。また、消費者の動向が大きく変化していることを紹介。マーケティングでは、従来AIAMAといわれるように、Attention(認知)・Interest(気になる)・Desire(欲しい)・Memory(覚えておく)・Action(買う)ものだが、今やDesireに代わりSearch(検索)、Memoryの代わりAction(買う)、Actionに代わりShare(共有評価)するというAISASに大きく様変わりしていることを話されました。 こうした戦略のもと、最近では新しいショップであるnikinikiの新店舗を展開される等、大きく注目されています。 いずれにしても、原点を見失うことなくぶれない経営理念に裏打ちされた革新性こそ、次世代をリードするチカラを備えていることを講演をお聴きし痛感しました。

2016年11月20日 (日)

京都あやべ会

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平成16年から始まった故郷を離れ、京都で活躍し生活されている綾部出身者の集いである京都あやべ会の総会が11月20日に市内ホテルで開催されました。 毎回、約100名の方々が参加され私も綾部出身者として参加をさせていただいております。総会では毎回、著名な方々を及びし、講演並びにスピーチをお願いしていますが、今年は、京都市長の門川大作市長が、文化庁の全面的な移転の決定を受けて、京都、関西から日本を元気に、と題して講演をしていただきました。門川市長は、京都創生の取り組みを紹介する中で、政策の柱は、景観、文化、観光の3つが極めて重要であることを指摘し、とりわけ景観の重要性を訴えられました。景観の文字は、「日本の京都を観る」と書くように、京都は日本の京都だけでなく、世界の京都であることを強く話されていたことが印象的でした。京都綾あやべの村上会長も、改めて京都に文化庁が移転することの意味を深く認識することができたとおはなしされていました。総会では、山崎綾部市副市長の綾部市の現況報告や、四方前市長の相撲京都巡業についての報告などもあり有意義な会でした。

2016年11月19日 (土)

岡山芸術交流

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11月17日には、香川県高松市瀬戸内国際芸術祭推進事業の調査に続き、岡山市の岡山芸術交流の取組についての調査のため岡山市役所を訪れました。岡山市では、文化芸術によるまちづくりを進めており、10月9日から11月27日までの間、近代アートで岡山市のまちを彩る取組を展開。観光振興にも影響を及ぼす効果が期待されています。町中にアピールフラッグで飾られる一方、駐車スペースには近代美術工芸作家の作品が無造作に飾られたり、岡山城前には灯りのアートも展開されていました。 高山市と同様に近代アートに力を入れている岡山市の担当者のお話しでは、訪れる鑑賞者の多くが女性と高齢者であるという点が類似しており、女性層と高齢者層をターゲットにした戦略にも通じているようです。

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