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2016年10月

2016年10月15日 (土)

京都国際映画祭2016

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毎年開催される京都国際映画祭2016が10月13日からスタート。その開幕を前に、京都市役所広場前にジャイアント馬場のバックドロップ像が出現。これは、映画祭のアート部門の展示作品で、大阪の永井英男さんの芸術作品。ジャイアント馬場は、世界的なプロレスラーで往年の32文キック、ヤシの実割り、脳天唐竹割り、そして天下の宝刀バックドロップと、少年時代のヒーローでした。 京都の秋は、自然景色の観光はもとより、音楽祭、映画祭と文化芸術のメッカとして賑やかです。  

2016年10月14日 (金)

レジリエント・シティ③…世界の選定100都市

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ロックフェラー財団が2013年からはじめた世界の100都市をレジリエンス・シティとして選定し、災害対応力、回復力を世界レベルで目指す大きなプロジェクトは、2013年には30都市、2014年には33都市、2015年には37都市、合計100都市を選定しました。 世界の大陸別に分類すると、 アジア・オセアニア地域…バンコク(タイ)、タライストチャーチ(ニュージーランド)、ダナン(ベトナム)、マンダレー(ミャンマー)、メルボルン(オーストラリア)、スマラン(インドネシア)、スラト(インド)、バンガロール(インド)、チェンナイ(インド)、徳陽(中国)、黄石(中国)、シンガポール(シンガポール)、シドニー(オーストラリア)、富山(日本)、ウェリントン(ニュージーランド)、京都(日本)、カントー(ベトナム)、南塩県(中国)、ジャイプル(インド)、ジャカルタ(インドネシア)、マラッカ(マレーシア)、プネー(インド)、ソウル(韓国)、義鳥(中国)

アフリカ地域…ダカール(セネガル)、ダーバン(南アフリカ)、アクラ(ガーナ)、エヌグ(ナイジェリア)、キガリ(ルワンダ)、サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス(ドミニカ)、アシスアベベ(エチオピア)、ケープタウン(南アフリカ)、ラゴス(ナイジェリア)、モンテビデオ(ウルグアイ)、ナイロビ(ケニア)、ペインズヴィル(リベリア)、

EU・ヨーロッパ地域…グラスゴー(イギリス)、ローマ(イタリア)、ロッテルダム(オランダ)、ヴァイレ(デンマーク)、アテネ(ギリシャ)、バルセロナ(スペイン)、リスボン(ポルトガル)、ロンドン(イギリス)、ミラノ(イタリア)、パリ(フランス)、テッサロニキ(ギリシャ)、ベルファスト(北アイルランド)、グレーター・マンチェスター(イギリス)、ハーグ(オランダ)

中東・東欧地域…ビブロス(レバノン)、ラマラ(パレスチナ)、アンマン(ヨルダン)、ベルグラード(セルビア)、ルクソール(エジプト)、トビリシ(グルジア)、テルアビブ(イスラエル)

北アメリカ地域…バークレー(アメリカ)、ホルダー(アメリカ)、ブリストル(アメリカ)、エルパソ(アメリカ)、ロサンゼルス(アメリカ)、メキシコシティ(メキシコ)、ニューオリンズ(アメリカ)、ニューヨーク(アメリカ)、ノーフォーク(アメリカ)、オークランド(アメリカ)、サンフランシスコ(アメリカ)、ボストン(アメリカ)、シカゴ(アメリカ)、ダラス(アメリカ)、ファレス(メキシコ)、モントリオール(カナダ)、ピッツバーク(アメリカ)、サンファン(アメリカ)、セントルイス(アメリカ)、タルサ(アメリカ)、アトランタ(アメリカ)、カルガリー(カナダ)、コリマ(メキシコ)、グアダラハラ(メキシコ)、ホノルル(アメリカ)、ルイビル(アメリカ)、マイアミ(アメリカ)、ミネアポリス(アメリカ)、ナッシュビル(アメリカ)、パナマ(パナマ)、シアトル(アメリカ)、トロント(カナダ)、バンクーバー(カナダ)、ワシントン(アメリカ)

南アメリカ地域…メデソン(コロンビア)、ポルトアレグレ(ブラジル)、キト(エクアドル)、リオデジャネイロ(ブラジル)、カリ(コロンビア)、サンタフェ(アルゼンチン)、サンティアゴ(チリ)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、サルヴァドール(ブラジル)

100都市を見ると、京都市はよくぞ選定されたものです。それだけ京都の役割と期待が大きいのではないかと思われます。

2016年10月13日 (木)

レジリエント・シティ②…レジリエンス統括監

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ロックフェラー財団が展開する100のレジリエント・シティ・プロジェクトに選定されれば、財団から4つの支援の提供がなされる。 1.レジリエント・シティの実現に向けた取組を統括する「レジエンス統括監(CRO)」を雇用するための資金提供 2.「レジリエンス戦略」を構築するための技術的支援の提供 3.「レジリエンス戦略」の策定と実行を支援するプラットフォームの利用 4.他の選定都市と知識た実践を共有できる100のレジリエント・シティ・ネットワークへの加入 京都市においては、来年度の組織改正時には、レジリエンス統括監を誰にするのかが注目されるところです。京都市では、いわゆる局長級の政策専門官として以前から、スポーツ政策監・環境政策監・観光政策監・産業戦略監・地球環境エネルギー政策監・監察監・子育て支援政策監・情報政策監・交通政策監・危機管理監・文化芸術政策監等、多くの専門監を置いてきましたが、今回のレジリエンス統括監となるべきリーダーがどういう人材を登用するかによって、災害に強いまちづくりの先駆都市となれるかどうかが問われることにもなります。ロックフェラー財団から人材登用の雇用資金が提供されるわけですから、ぜひとも外部有識者等の専門官の登用を期待したいところです。

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