« 2016年9月 | メイン | 2016年11月 »

2016年10月

2016年10月12日 (水)

レジリエント・シティ①…ロックフェラー財団

Rockf4

今年5月25日、京都市がアメリカの慈善事業団体のロックフェラー財団から「世界100のレジリエント・シティ」として選定されました。私は、世界の都・京都として災害に強い都市づくりのために本格的な戦略の必要性を先の9月30日の京都市会代表質問において取上げ、京都市長に対し今後の対応方針を質問し、京都市が一歩踏み込んだ取組を明らかにしたことで翌日10月1日の京都新聞でも大きく報道されました。 そこで、レジリエント・シティについてシリーズでその概要について記載します。 レジリエントとは、「回復力」「対応力」等の意味の心理学の言葉ですが、昨今防災・減災政策においても災害に強いまちづくりを推進する観点から使われるようになってきました。災害に強いことはもちろんのこと、災害が発生した場合でも速やかに復興、回復することが都市に求められています。 ロックフェラー財団は、2013年に財団設立100周年を記念して100のレジリエント・シティ・プロジェクトを立ち上げ、2013年から3ヶ年で公募により選定する100の都市に対して、総額1億ドル財政支援技術的支援選定都市相互の情報交換の場等を提供することにより、世界中にレジリエント・シティの構築を目指しています。2013年には30都市、2014年には33都市、2015年には京都市をはじめ37都市が選定されました。因みに、日本では京都市富山市のみです。また、京都市との姉妹都市では、ボストン市、パリ市、グアダラハラ市が選ばれた他、京都市が会長事務局を務める世界歴史都市会議参加都市では、メルボルン市、メキシコシティ市、ローマ市、アクラ市、アテネ市、バルセロナ市、ボストン市、モントリオール市、パリ市、ケープタウン市、グアダラハラ市、ルクソール市、ハーグ市が選定されています。 選定されるには、産業界、学術界等、専門的見地から様々な分析がなされた上で、プレゼンテーションを通じて評価されるものです。選定後には、市民に対するワークショップの開催や、リーダーシップを担うレジエンス統括監(CRO)の設置レジエンス戦略の策定レジリエンス戦略の実行と具体的な取組が求められることになります。 先の本会議での私の質問に対し、門川大作市長は、「2018年1月にワークショップを開催し、4月の組織改正で、レジリエンス統括監を新設するとともに、2019年には戦略を策定する」と明言しました。

2016年10月10日 (月)

安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ推進運動

2016101009590000

京都市と京都府が連携をして「世界一安心安全・おもてなしのまち京都」を目指して市民ぐるみの運動を推進するため、南区では昨年12月に南区推進協議会が発足し、平成32年度までに取り組む南区版運動プログラムを策定し様々な取組を実施されてきています。 10月10日には、その啓発パレードが行われ、南区民の皆さんとパレードに参加させていただきました。その開会式では、東寺保育園の園児たちが見事なアトラクションをしてくれ世代を超えた絆の深い取組がされています。また式典では、南区の安心安全宣言も読み上げられ、その後東寺から九条車庫まで行進を行いました。

学区民体育祭

2016100909170000

10月9日は、地元南区の唐橋学区、塔南学区、東和学区の3学区の区民体育祭が行われました。昨夜からの雨天の影響で開催が危ぶまれていましたが、早朝4時頃から地元の皆様が懸命なグランド整備にご尽力されたおかげで無事開催されました。大変にご苦労様です。 唐橋学区での開会式の段階では空模様も曇天でしたが、皆さん意気軒昂にがんばっておられました。

アクセスランキング

Google
WWW を検索
このブログ内を検索