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2015年11月

2015年11月17日 (火)

多様性の結束⑫ ~京都市を代表してスピーチ~

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国際政治フォーラムで私は、京都市を代表し約10分のスピーチを行いました。 スピーチでは、多様性の結束に向けて、フィレンツェ市と京都市がその先導役となり、平和構築への舞台を提供することの決意を表明しました。 私は、それを表現するため最後に、「ひとつの点で円を描くことができます。2つの点で楕円を描くことができます。多くの都市の皆様とグローカルに点と点を結びながら、平和と人権の文化創造の大輪を共に描こうではありませんか」と呼びかけました。 楕円は2つの中心点で描くことができるという意味は、「フィレンツェ市と京都市が中心軸」となって、多様性の結束へ進むという意味を示唆するものです。

スピーチ原稿kyotospeach.pdfをダウンロード

2015年11月16日 (月)

多様性の結束⑪ 〜イタリアSGI〜

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イタリア憲法の規定によりイタリア共和国との間で、今年の6月に宗教協約を締結された平和と教育の文化活動を理念とされるイタリアSGIに表敬訪問しました。今回の訪問は、多様性の結束の理念で開催されている国際政治フォーラムの対話討論の議題ともなっている「異文化間の対話」「世界の中の宗教間の対話」「宗教的多元性と平和」のテーマの具体的なイタリア社会における実情を認識するためでもあります。 この6月には、レンツィ首相、ナルデラ市長も共にイタリアSGI会館を訪れています。 国際政治フォーラムの対話においても、カトリックの司教の参加をはじめ、最終日には、宗教団体の代表として、ユダヤ委員会のローゼン・デイヴィッド氏や、レバノン宗教対話委員会のサマク・モハメド氏も討論に立つなど、異なる宗教の目指すべき方向性が平和構築であることが確認されました。 多様性の結束には、宗教的多元性と精神性に裏打ちされた平和・人権・教育の文化活動が不可欠であることを痛感いたしました。 さらに、平和社会の構築のためには、多様性・開放性・寛容性という3つの視点の対話を基盤とした行動が何よりも大切であることも深く認識しました。

2015年11月15日 (日)

多様性の結束⑩ ~フィレンツェ・ライオンズ・クラブ~

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伝統あるフィレンツェ市と京都市との交流の中で、ライオンズクラブによる民間交流も大きなチカラとなっています。京都紫明ライオンズクラブフィレンツェ・ライオンズクラブとの友情の懸け橋として、先日、京都の宝ケ池子どもの楽園に、フィレンツェ・ライオンズクラブから「ピノッキオ像」が贈られましたが、そのお礼と門川大作京都市長の親書を届けるため表敬訪問しました。 このピノッキオ像は、フィレンツェ・ライオンズクラブとしては、初めての寄贈で、その第1号が京都市だそうです。近くフィレンツェ市内にも、この同じピノッキオ像を建立することになっているようで、ピノッキオ像が姉妹都市と懸け橋役を務めてくれています。 本部の役員の皆様にご挨拶し懇談後、ピノッキオ像を製作された美術家のギャラリーも訪問しました。ヨーロッパは石の文化と言われる通り、素晴らしい彫刻の数々が展示されていました。

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