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2015年3月

2015年3月17日 (火)

動物共生のまちづくり

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南区の永年の願いであった動物愛護センター(動物愛ランド・京都)がいよいよ4月にオープンします。政令指定都市の京都では、京都府が管轄する行政分野を縦割りをしており、同様の施設が府にも京都市にもあり、一定の役割を果たしてきましたが、動物愛護法の改正等により時代は動物愛護の精神が大きく醸成されつつある時代となりました。こうした次の時代を見据え、このたび全国初となる府市協調による施設として京都動物愛護センターが完成したのです。 昨年は動物愛護憲章も制定されました。憲章の理念をより具体的に推進していく方策が今後はさらに重要です。今回のセンター整備を機に、殺処分頭数ゼロの取組強化、避妊去勢費用助成制度の拡充、マイクロチップや耳カット制によりノラ猫の削減、動物愛護ボランティア活動への支援強化、動物虐待を監視するアニマルポリスの導入、ペット業者の監視と指導強化、災害時におけるペット支援、ペット霊園に関する指導、夜間動物救急の体制整備、公園管理や道路管理関係局との連携強化、府市協調の推進体制の確立、等等多くの課題を整理し進めることが憲章の主旨に合致するものと確信します。 その意味からも動物愛護センターは、京都府域内にとってもまさに中核施設となるものです。このセンターから、今後の動物愛護行政が推進されていくことになることは間違いなく、南区はまさに動物愛護行政の推進を果たす大きな役割を担える地域となります。 人と動物との共生とは、命の大切さを学ぶことです。ペット依存症ではあってはなりません。それだけに人間の意志と行動が試されることになります。人と動物とが共生する地域社会は、優しさ溢れる生命尊重の地域社会が創出します。私は今後も動物愛護の取組を推進することで、動物と共生する社会の構築に挑戦してまいります。

2015年3月15日 (日)

道路改修(街ナカ実績App@11号)

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南区東九条南石田町(烏丸通り~十条通り南東エリア)の町内は、古い家屋が立ち並ぶ地域です。3年前町内会長さんから、「水はけが悪い、道路も補修してほしい」との声が寄せられました。 さっそく、下水道局に調査要請を行い、この程道路改修ができました。これで永年の課題であった雨水マスの改修、雨水処理がスムーズに。

整備箇所(赤いマーク箇所)minamiishidajiseki1.pdfをダウンロード

2015年3月14日 (土)

文化芸術創造のまちづくり

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京都の文化力は、世界に誇れる歴史遺産とも言えるものです。山紫水明の地・京都において、コンサートホールや、新しく整備されるロームシアター(旧京都会館)を舞台に広がる音楽文化、また京都市美術館が立地する岡崎周辺地域は、まさに京都の文化芸術のモデル地域ともなっています。 私は南区においても、こうした文化芸術のチカラをまちづくりの大きな柱として推進することが、重要であることを以前から訴えてまいりました。 地域を歩き区民の皆様と対話すると、南区には、長年地域で活躍されている文化芸能の担い手が多くおられることを肌身で感じます。特に、私の好きな音楽でも、日本のカントリー界の草分け的存在の方々が南区に在住されご高齢ながら今でも現役で活躍されています。カントリーやブルーグラスでは、自宅を音楽スタジオに関西から毎月南区にこられ熱いセッションが繰り広げられるなど、地域・人の文化力も極めて高い地域だと感じています。 しかし残念なことに、音楽ホールや文化ホール等の文化芸術を演出する舞台が南区には少ないのが実態です。「南区には工場や下水処理場やごみ処理場ばかり」「文化芸術で南北地域の格差がある」と区民の皆様かたよくご指摘をされることがあります。 しかしながら南区には、洛陽工業高校の統合移転に伴う跡地、小中一貫教育として新たに設立された凌風学園統合後の、山王・陶化・東和小学校の跡地、さらに南警察署移転に伴う跡地等、今後の南区のまちづくりにとって新たな拠点施設となる可能性を秘めている場所が数多くあります。この場所を今後どのように活用するかが問われています。南区ばかりの視点だけではありません。立地条件を活かした京都的視野も十分に取り入れ、京都の活性化と未来創造のための施設として整備することが重要です。 次の南区のまちづくりに有効に活かすため、その一つでも文化芸術の舞台として整備方針が決まるようその実現に向けて挑戦してまいります。

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