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2012年1月

2012年1月13日 (金)

京都市バス運転計画

平成24年3月から実施される京都市バス路線における新しい運行計画が提示されました。市民の足を守り市民サービス向上と、増収増客を目指し、新たな系統設定や、ダイヤ編成を行うものです。また定期観光車両(5台)の廃止ともない、現在の市バス車両760両を764両で対応することになります。

今回の新しい運行計画は、①京都水族館開業にあわせた新たな運行の実施、②観光系統の運行の充実、③お客様利便向上施策の更なる展開の3つの基本理念にもとづき計画されています。特に京都水族館へのアクセスとしては、京都駅からのシャトルバス新設、京阪電車(京阪七条駅、三条駅)、阪急電車(四条大宮駅)、JR(二条駅)系統の土日増発が、計画されています。水族館建設計画では、開業初年度では年間200万人の観覧客が予想されます。こうした状況を十分に踏まえ、適切な対応です。

一方、市内周辺の市バス運行が十分に確保されていない地域では、従前から定時制確保や乗り継ぎの待ち時間、団子運転の課題などが以前として山積しています。こうした課題克服についても今回一定の改善、是正が実施されます。今後の市民サービス向上に向けて頑張って欲しいと願っています。

 

2012年1月12日 (木)

動物愛護センターの整備に1億円寄附

先日、京都市が整備を進めている動物愛護センターの建設に対して、篤志者から1億円の寄付があったと伺いました。昨年12月には動物園のゴリラ舎に活用してほしいとのことで市民の方から寄附があったばかり。財政厳しい折であるだけに京都市行政としてもうれしい限りだと思われます。

動物愛護センターの建設は、前の京都市基本計画に推進すべき事業として計上されていたものです。当時は動物管理法という時代でありましたが、そんな中でも、「動物愛護」という文言を記載していたことは、動物愛護行政の先進性を示すものでもあります。今回は、京都市南区上鳥羽にある現在の家庭動物相談所の近くにある上鳥羽公園(約1万坪敷地)を再整備する手法で、愛護センターを整備することになります。センター本体の建物、動物救急センターも併設し、さらにはドッグランなども整備されます。しかも、運営もできるだけボランティアの方々にも支えていただくカタチを推進し、市民ぐるみの動物愛護行政を進められたらと期待しています。

今回の寄付は、単なる財政上の利点ということだけでなく、「何に税金を使うか」という明確な視点を持たれて寄附されているということです。これは税金の使い方について今後の行政上の大きな転換点になるかもしれません。「人間と動物とどちらが大事か」等の時限を超え、市民が満足する税金の使い方に方向性を示すものだと思います。

2012年1月 7日 (土)

(社)宅地建物取引業協会

1月6日には、社団法人京都府宅地建物取引業協会の新年賀詞交歓会が開催され、参加させていただきました。2年前の政権交代する前までは、主に自民党の所属議員だけが参加されていたようですが、政権交代後は、民主党議員も参加、私たちも京都市の景観政策問題を契機に、協会の皆様と意見交換等を重ねる中で、今日に至っています。副知事の挨拶の中で、「耐震助成制度の拡充」の促進を呼びかけられておりましたが、現場の皆様としては、助成制度自体が、京都の住宅事情とあっていないため、実際には活用しにくい助成制度となっていることを把握されていないのではと思いました。また門川大作京都市長の挨拶の中では、「空き家対策のための条例化を検討している」との発言がありました。この条例化は、協会の皆様も実現要望に向けて提言されている政策です。

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