京都市バス運転計画
平成24年3月から実施される京都市バス路線における新しい運行計画が提示されました。市民の足を守り市民サービス向上と、増収増客を目指し、新たな系統設定や、ダイヤ編成を行うものです。また定期観光車両(5台)の廃止ともない、現在の市バス車両760両を764両で対応することになります。
今回の新しい運行計画は、①京都水族館開業にあわせた新たな運行の実施、②観光系統の運行の充実、③お客様利便向上施策の更なる展開の3つの基本理念にもとづき計画されています。特に京都水族館へのアクセスとしては、京都駅からのシャトルバス新設、京阪電車(京阪七条駅、三条駅)、阪急電車(四条大宮駅)、JR(二条駅)系統の土日増発が、計画されています。水族館建設計画では、開業初年度では年間200万人の観覧客が予想されます。こうした状況を十分に踏まえ、適切な対応です。
一方、市内周辺の市バス運行が十分に確保されていない地域では、従前から定時制確保や乗り継ぎの待ち時間、団子運転の課題などが以前として山積しています。こうした課題克服についても今回一定の改善、是正が実施されます。今後の市民サービス向上に向けて頑張って欲しいと願っています。
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