« 2008年9月 | メイン | 2008年11月 »

2008年10月

2008年10月10日 (金)

目の日(点字に思う)

10月10日は目の日。視覚障害者団体の方々もこの日を記念して、白杖デーを開催されたりしています。現在の点字は6つ点の凸の組み合わせによってコミュニケーションツールとして活用されています。現在の点字になるまでには歴史的も大きな変遷を遂げてきていることをある雑誌で知る機会を得ました。点字の歴史を読む中で、その根底には視覚障害となられた多くの人たちの熱と光によって現在の点字が支えられていることを痛感しました。蝋の板で解読する時代もあれば、紐の結び目で解読する時代もありました。そして凹凸で表現した時代を過ぎ、今日の基礎を築き上げるきっかけとなったのは、ナポレオン時代、フランスの砲兵大尉シャルル・バルビエが開発した暗闇でも触覚だけで読むことができる夜間書法というものだということです。それがバルビエ点字のはじまりです。その時には11点字だったとのことです。その後12点字となり、現在の6点字となっているのです。バリアフリーやユニバーサル等、現在障害者施策に必ず登場する言葉や施策の中には、そこに行きつくまでの気の遠くなるような先人の苦労と情熱があることを知るきっかけになりました。法律や条例などもすべてそう捉えて改革しなければ、何のための改革なのかを見失ってしまいかねないと思った一日でした。

2008年10月 7日 (火)

カーブミラー設置(トピック135号)

Img_0097_2 祥栄小学校へ通う子供たちの通学路にもなっている吉祥院石原西町と石原町の町界の交差点は、一旦停止の道路標識もありますが、バイクをはじめ車同士の衝突事故が多くある個所となっており、今年の8月に地域の方々から安全対策を講じてほしいとの声が私に寄せられました。その後現場で危険箇所の確認や安全対策の具体策について調査をおこない、効果的なカーブミラーを一基設置するように土木事務所に要請を行っておりましたところ、このほど、NTT柱に新しくカーブミラーが設置されました。地域の方々も大変に喜ばれています。

Mapserv 

2008年10月 6日 (月)

犬・猫の慰霊式

南区上鳥羽にある動物愛護施設京都市家庭動物相談所において、殺処分を余儀なくされた捨てられた犬や猫の慰霊祭が10月6日午前に開催され、私も参加いたしました。動物実験への払い下げ廃止や、避妊去勢手術助成制度の拡充、さらには飼い主のモラル向上等により、この施設に運び込まれてくる犬や猫の頭数は年々減少しています。そこで何日間か保管され、里親も見つからない場合には、残念ながら安楽死させています。こうした動物に対し毎年1回相談所で慰霊祭を行っているのです。京都市民の多くはこうした実態をご存知ないのではないかと思います。また、今回私が以前に指摘をさせていただきました犬だけの慰霊碑だったものを今回、新しく犬と猫の両方の名前を冠した慰霊碑として生まれ変わることになり感慨深いものがあります。これからも動物愛護の啓発に一層がんばることを決意した慰霊祭でした。

アクセスランキング

Google
WWW を検索
このブログ内を検索