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2008年10月

2008年10月18日 (土)

南区保育園長議員懇談会

平成20年度の南区保育園長と議員との懇談会が17日15時30分より、隋林寺保育園で主任保母さんや園長さんが参加され開催されました。これには南区選出の市会議員5人全員が参加をさせていただき保育現場の課題について議論をいたしました。園長会からは、職員の待遇改善制度であるプール制の堅持と拡充を強く求められました。また主任会からは、障害児保育の現状を訴えられ、いわゆる保育の現場で気になる子供たちの保育の拡充策を求められました。私たち議員からは、異口同音に超党派で議決しているプール制度の堅持の決議を尊重するとともに、国の保育の市場化の流れがあっても京都市独自で作り上げてきた全国に誇れる制度を維持すべきとの意思を共有いたしました。また障害児保育の実態は、年々受け入れ児童数も増加傾向になるにもかかわらず、その一方で障害児保育の認定件数は逆に減少傾向にあるという制度上の課題が浮き彫りになっています。子育て先進都市を目指す京都市としてもこうした現場における課題について具体的な対策を打っていくことが求められています。教育福祉委員会でもしっかりと議論をしていかなければならないことを痛感しました。

2008年10月17日 (金)

JR桂川駅並びに公共関連施設完成式典

Img_0102  待望久しかったJR桂川駅並びに公共関連施設が完成し17日午前門川市長をはじめJR西日本関係者、国土交通省、地域住民等多くの市民が参加して完成式典が挙行されました。計画から20余年を経ての完成ということで、喜びもひとしおです。久世地域は公共交通は整備されておらずいわゆる陸の孤島と言われていましたが、これで地域発展に大きく寄与するものと期待されています。新駅完成に合わせて駐輪場や遊歩道等も一体的に整備されました。後は商業施設や住宅及び教育施設等の計画が進展することを願うばかりです。

2008年10月15日 (水)

特別徴収(保険料年金天引き)

長寿医療制度(後期高齢者医療制度)及び国民健康保険の保険料の年金天引きが10月15日に行われた。75歳以上の高齢者については、今年の4月からすでに特別徴収が実施されている。特別徴収は国の政令で規定されており、普通徴収については各地方自治体が独自に規定することとされています。年金受給額が年額18万円以上で、介護保険料と合わせ年金受給額の2分の1以下の方々が対象。但し、国保保険料の滞納が2年間なく口座振替により保険料を納付されている方や、年金収入が180万円未満の方で代わりに口座振替で納める世帯主又は配偶者がいる方については、申出により特別徴収から口座振替(普通徴収)に変更できることになっている。京都市では長寿医療制度加入者は約15万人おられますが、今回特別徴収となっている方々は約65000人となっています。

一方、65歳~74歳までの前期高齢者の方々については、10月15日から特別徴収される対象は、国保被保険者全員が6月末時点で65歳~74歳の世帯で、国保世帯主の年金額が年額18万円以上で、かつ介護保険料と合わせて年金受給額の2分の1以下の世帯。但し、国保保険料の滞納が2年間なく口座振替により保険料を納付している世帯や、世帯主がその年度中に75歳になる世帯については、特別徴収の対象とせず、口座振替や納付書による普通徴収となっています。京都市では国保加入世帯は約60000世帯ありますが、今回の特別徴収対象世帯は、約13000世帯となっています。

また6月ごろに、減免申請をされている方々については、京都市から社会保険庁へ書類を送付しますため、10月15日からの天引きに間に合わない場合もあったりしますが、12月の年金支給に対応する形になっているようです。年金の天引きというのは、高齢者の心情を逆なでする言葉とも言えなくはありませんが、実質的に納付する手間もいらないことなどから効率性や便利さも評価されるべきものと思います。年金の手取りが減ったという議論とは全く別の問題だと思います。制度そのものが新しい仕組みであるため、どんなに説明をしてもしすぎることはないと思います。丁寧な窓口対応や電話応対が望まれます。

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