« 目の日(点字に思う) | メイン | JR桂川駅並びに公共関連施設完成式典 »

2008年10月15日 (水)

特別徴収(保険料年金天引き)

長寿医療制度(後期高齢者医療制度)及び国民健康保険の保険料の年金天引きが10月15日に行われた。75歳以上の高齢者については、今年の4月からすでに特別徴収が実施されている。特別徴収は国の政令で規定されており、普通徴収については各地方自治体が独自に規定することとされています。年金受給額が年額18万円以上で、介護保険料と合わせ年金受給額の2分の1以下の方々が対象。但し、国保保険料の滞納が2年間なく口座振替により保険料を納付されている方や、年金収入が180万円未満の方で代わりに口座振替で納める世帯主又は配偶者がいる方については、申出により特別徴収から口座振替(普通徴収)に変更できることになっている。京都市では長寿医療制度加入者は約15万人おられますが、今回特別徴収となっている方々は約65000人となっています。

一方、65歳~74歳までの前期高齢者の方々については、10月15日から特別徴収される対象は、国保被保険者全員が6月末時点で65歳~74歳の世帯で、国保世帯主の年金額が年額18万円以上で、かつ介護保険料と合わせて年金受給額の2分の1以下の世帯。但し、国保保険料の滞納が2年間なく口座振替により保険料を納付している世帯や、世帯主がその年度中に75歳になる世帯については、特別徴収の対象とせず、口座振替や納付書による普通徴収となっています。京都市では国保加入世帯は約60000世帯ありますが、今回の特別徴収対象世帯は、約13000世帯となっています。

また6月ごろに、減免申請をされている方々については、京都市から社会保険庁へ書類を送付しますため、10月15日からの天引きに間に合わない場合もあったりしますが、12月の年金支給に対応する形になっているようです。年金の天引きというのは、高齢者の心情を逆なでする言葉とも言えなくはありませんが、実質的に納付する手間もいらないことなどから効率性や便利さも評価されるべきものと思います。年金の手取りが減ったという議論とは全く別の問題だと思います。制度そのものが新しい仕組みであるため、どんなに説明をしてもしすぎることはないと思います。丁寧な窓口対応や電話応対が望まれます。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

コメントは拒否されました。

Lekumo ビジネスブログ またはその他のOpenIDでログインしてください

アクセスランキング

Google
WWW を検索
このブログ内を検索