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2006年11月

2006年11月 2日 (木)

厚生常任委員会(実地調査)

11月1日に、京都市会厚生常任委員会で、不祥事が続発した環境局の現場である南まち美化事務所・市民美化センター・南部クリーンセンターの3施設において、現場施設の実態を調査するとともに、そこで業務に従事する職員の皆さんから現場の意見を聞くために実地調査しました。

この日午後1時からの南まち美化センターでは、昼からのごみ収集業務に出発するところで、家庭ゴミ有料化の徹底と環境行政推進のための意気込みが現場にはみなぎっていました。環境事業協会も同居する市民美化センターでは、犬猫死獣処理収集業務を担っていますが現場施設は、非常に清潔でてきぱきと業務が遂行されていました。手数料着服事件発覚以後、所長を先頭に不祥事根絶に向けた意気込みと具体的な取り組みが実施されつつあります。特に公金を現場職員が扱わないための伝票および電算管理システムの構築が重要であることが指摘されていました。南部クリーンセンターでは、24時間営業で、公営民営のごみ収集事業者によるごみの搬入を受けている施設で、家庭ゴミ有料化実施前と実施後では大きなごみ量に開きがあり、京都市民の環境意識の高さを実感している旨の話が現場職員からありました。

現場職員との意見交換では、「京都市会の厚生常任委員会というのは、どんなことをしているのか?現場職員はほとんど知らない」という意見が出され私達もびっくりましたが、今回このような現地調査を行う中で、現場での真実の意見が聴取できたことにより大きな成果であったと実感しました。

不祥事根絶に向けて、京都市・環境局・出先機関と議会とが、しっかり連携をすることが再生への道であり、何よりも現場の意見を聞き、現場からの改革を進めることが重要であることだと改めて痛感しました。

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Photo_43 創作画:七海 奏(ななみ かなえ)

作品名:柿くえば

2006年11月 1日 (水)

家庭ごみ袋無料配布(新生児世帯・介護及び障害者世帯)

家庭ごみ有料化が10月1日からスタートしましたが、私たち公明党は、市民に有料化をお願いする分、京都市自身が汗をかき、ごみ減量化を促進するための環境施策とともに、紙おむつなどの余分のごみを出される世帯に対して福祉施策を創設すべきことを訴えてきましたが、12月1日から紙おむつを利用されている高齢者や障害者をはじめ新生児世帯に対して家庭ゴミ(黄色)袋を無料で一定枚数配布することが決まりました。

高齢者の方については京都市が実施している介護用品給付事業で紙おもつを支給されている方が対象で、30リットル袋を年間60枚無料配布します。但し平成18年分は30枚です。

障害のある方については、京都市が実施している重度障害者日常生活用具給付事業の紙おもつ利用者が対象で、30リットル袋を年間60枚無料配布します。但し平成18年分は30枚です。

新生児については平成18年4月1日以降に出生した新生児を養育する保護者の方が対象で、30リットル袋を40枚(1回限り)無料配布します。

配布方法は、高齢および障害者の方々へは、対象者の名簿に基づき、毎年1回対象者宅へ配送します。また新生児については、対象者に引換券を送付し、近隣の児童館で引き換えていただくシステムです。

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