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2006年10月

2006年10月22日 (日)

朝鮮第一初級小学校創立60周年記念式典

22日(日)南区上鳥羽勧進橋町にある朝鮮第一初級小学校創立60周年記念式典が、児童生徒及び保護者、来賓や教育関係者参加のもと、盛大に開催されました。昨今北朝鮮をめぐる国内外の政治情勢は非常に厳しいものがありますが、「核」という問題がまたアジア諸国や民族に、新たな緊張を与えています。核だけでなく戦争は、在日同胞の方々も日本人と同様に犠牲者となりうる問題です。在日問題は正しい歴史認識が重要なことは間違いのないことですが、現実に同じ地域に暮らす住民同志として、如何に対話協調ができるかが大きな鍵です。そこからしか平和創造の道はないと確信しています。私はそういった思いから、こういう情勢であるからこそ、敢えて信念を持ってこの式典に参加しました。

子供たちに国境はありません。世界市民の自覚で在日の子供たちと日本人の子供たちの間に、多文化共生の思想を構築したいものです。いつも戦争の犠牲になるのは、名も無い庶民であり、女性であり、子供たちです。だからこそ、庶民のための政治、女性のための政治、子供たちのための政治を実現する使命が私たちにはあるのです。

2006年10月19日 (木)

骨髄バンクドナー登録

公明党は、白血病等の血液難病に対する有効な治療法である骨髄移植について、臍帯血治療とともに推進してきました。ドナー登録者30万人という目標を掲げ関係者が努力されていますが、このほど、政令指定都市ではじめてとなる京都市が主催して、普及啓発活動とともに、ドナー登録会を開催することが実現しました。具体的には、京阪京都ビル6F(下京区烏丸通七条下ル東塩小路町735)の献血ルーム京都駅前で登録できることになります。10月12日から毎週木曜日の午前11時から午後1時、午後2時から午後4時までとなっています。京都市主催ですが、(財)骨髄移植推進財団、京都府骨髄データセンター、京都府赤十字血液センターの協力を得ながら実施することになっています。

ドナー登録できる方は、年齢が18歳から54歳までの健康な方で、体重が女性40キログラム以上、男性45キログラム以上の方、さらに骨髄提供の内容を十分理解されている方に限ります。

2006年10月18日 (水)

市民の信頼回復と服務規律に関する調査特別委員会

過日、京都市会に設置された「市民の信頼回復と服務規律に関する調査特別委員会」の第1回目の委員会が10月16日(月)午前10時から開会された。10月6日の9月定例会の最終本会議以降にも、左京区役所福祉部生活保護課のケースワーカーが無免許および飲酒運転により逮捕され、また保育士のよる置き引き(窃盗)による逮捕事件が発覚したことによるものです。

左京区福祉部生活保護担当のケースワーカーの不祥事(飲酒運転・一方通行逆走・免許不携帯で現行犯逮捕)については、再発防止を誓った9月定例会最終本会議の後に発覚した事案で、極めて遺憾であるとの意見が続出。また保育士の不祥事(置き引き窃盗)については、本年6月に起した事件であるにもかかわらず逮捕が遅れた原因、当該保育士の勤務実態、病欠などを繰り返している保育士の指導力および保育力の有無、管理職の指導力の欠如など、各委員から厳しい指摘があった。

私は視点を変え、情報化時代における公務員倫理のあり方に言及し、ネットなどの便利さの裏に、人間自身の道徳心や自負心、公共心といった人間力が欠如している傾向にあることを指摘し、特に不祥事を起している職員の多くが若い職員であることに注目。今後、市の職員研修のあり方など人材育成方針を大きく見直し対応すべきことを訴えました。

不祥事根絶には顔の見える対応で人間と人間との対話や団結力が必要であるということを認識することが重要です。市民の信頼回復も顔の見える対応がぜひとも必要であると痛感します。お詫びの文書をホームページ上に掲載するのは、確かな信念と高潔な行動規範があっての上でなすべき対応であることを主張しました。

さらに、福祉の現場での不祥事が続出していることを取り上げ、福祉現場でがんばっている専門職の職員に対するリハビリ機能を持った人材育成機能を設置すべきことも訴えました。また環境局と同様に、保健福祉局に服務監察専門の担当理事を設置すべきことも訴えました。

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