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2006年5月

2006年5月31日 (水)

5月定例会閉会

京都市会5月定例会が30日に閉会。中央卸売市場第一市場特別会計や、国民健康保険事業特別会計、老人保健事業特別会計の議案をはじめ、クリーンセンターの契約変更議案や、市営住宅家賃滞納に関わる訴えの提起等、多くの議案を慎重審議いたしました。

また京都市会として、2008年主要国首脳会議(サミット)の京都開催に関する決議と、出資法及び貸金業規制法の改正に関する意見書・がん対策基本法の早期制定を求める意見書等、5本の意見書も可決いたしました。

さらに、議会人事として、公明党の日置文章副議長が退任し、後任に民主都みらいの鈴木マサホ議員が副議長に就任、監査委員には公明党から久保省二議員が就任し、新しい体制で任期満了まで市会改革に取り組まれることになりました。

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Photo_18創作:七海 奏(ななみ かなえ)

作品名:王者の姿をみよ

2006年5月29日 (月)

ICTの時代へ(新たなコミュニケーション力)

IT革命=インフォメーションテクノロジー(情報技術)革命といわれて随分経ちますが、現代人の多くは、携帯電話やメールなどあらゆる情報技術を活用しながらコミュニケーションをとっています。第三の波という情報化の波は、私達の生活にも大きな影響を与えています。まさに便利とスピードの社会です。そして若者だけのものであったのが、今では、高齢者や主婦層まで世代を超えて世代間のコミュニケーションツールとしても活用されています。

しかしITの弊害も浮き彫りになってきています。それはコミュニケーション不足の問題です。認知心理学者のメラービアンは、メッセージの認識度を「言語内容7%」「音声・声質38%」「表情55%」と指摘し、しかも意思が100%伝えられても心まで相手に伝えることは極めて困難であると研究結果で示しています。人が対話して伝え合うものは、言語内容よりも、表情の方が大きいとしています。メールなどは文字と記号の世界。

現代は、ITの時代からコミュニケーションを重視するICTの時代に突入しています。ICT=インフォメーション&コミュニケーション・テクノロジーは、対話が基本です。しかも表情のある対話です。私はこうした対話を「色気のある対話」と言ってます。表情は個性があり、それぞれの色があります。デジタルな世界は、いくら色がカラフルでも色が生きていません。息づかいや匂いや色を感じさせる豊かな対話が何よりも重要です。

話をしながら携帯電話でメール送信したりしていては、心と心の交流などありえません。直接コミュニケーションと間接コミュニケーションが逆転しているのでです。つまり、近くの人が遠くなり、遠くの人が近くなるのがITだと思います。コミュニケーションを重視すれば、ホームページもおのずと、ブログへ移行せざるを得ないようになるでしょう。

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Photo_19

創作:七海 奏(ななみ かなえ)

作品名:ほっとしましょう

2006年5月27日 (土)

京都市指定ゴミ袋の種類と価格・・・

昨年10月に京都市が策定した家庭ゴミ有料化の基本方針では、家庭ゴミで3種類(45L・30L・10L)、資源ゴミで2種類(45L・30L)の提案でした。また袋の価格も家庭ゴミ45L=50円、30L=30円、10L=10円、資源ゴミ45L=25円、30L=15円というものでした。家庭ゴミ袋の価格は1L=1円で換算にしている中で、「45L=50円は、5円高いことでゴミの減量化を誘導するもの」とのことでした。

私たち公明党は、主婦の皆様や地域の実情の調査する中で、こうした京都市の提案に対して、多くの課題があることを本会議厚生常任委員会を通じて指摘し改善を求めました。例えば、現在モデル実施しているプラスチック分別収集(約72000世帯/約630000世帯)と、していない地域間格差是正の必要性、併せ技としてゴミ分別収集の一層の促進、拠点回収の拡大等を積極的に要望しました。

こうしたことを踏まえながら、京都市民の平均世帯構成は現在、2.26世帯。また高齢者や1人暮らしが多い京都の特性を十分に配慮し、新しく家庭ゴミ袋で、5L、資源ゴミ袋で20Lを新設すべきことを具体的政策提言として訴えました

その一つの根拠は、家庭ゴミの各袋を組み合わせることにより、40L=30L+10Lや、20L=10L+10Lなど負担を強いられる市民は、少なくとも45L・40L・30L・20L・10Lと5パターンであったものが、45L・40L・35L・30L・25L・20L・15L・10L・5Lの9パターンの選択の幅が提供されることにより、各世帯に応じたゴミ出しの機会と有料化に伴う負担の公平化が確保されます。また実際に袋の種類と価格体系の細分化によって、より小さい(安価)袋への誘導されゴミの減量化の促進につながるものです。基本方針に対して、改善の根拠を示し具体的に提案をしたのは私たち公明党市会議員団だけです。

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Photo_17 創作:七海 奏(ななみ かなえ)

作品名:かわいく生きる

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