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2006年5月27日 (土)

京都市指定ゴミ袋の種類と価格・・・

昨年10月に京都市が策定した家庭ゴミ有料化の基本方針では、家庭ゴミで3種類(45L・30L・10L)、資源ゴミで2種類(45L・30L)の提案でした。また袋の価格も家庭ゴミ45L=50円、30L=30円、10L=10円、資源ゴミ45L=25円、30L=15円というものでした。家庭ゴミ袋の価格は1L=1円で換算にしている中で、「45L=50円は、5円高いことでゴミの減量化を誘導するもの」とのことでした。

私たち公明党は、主婦の皆様や地域の実情の調査する中で、こうした京都市の提案に対して、多くの課題があることを本会議厚生常任委員会を通じて指摘し改善を求めました。例えば、現在モデル実施しているプラスチック分別収集(約72000世帯/約630000世帯)と、していない地域間格差是正の必要性、併せ技としてゴミ分別収集の一層の促進、拠点回収の拡大等を積極的に要望しました。

こうしたことを踏まえながら、京都市民の平均世帯構成は現在、2.26世帯。また高齢者や1人暮らしが多い京都の特性を十分に配慮し、新しく家庭ゴミ袋で、5L、資源ゴミ袋で20Lを新設すべきことを具体的政策提言として訴えました

その一つの根拠は、家庭ゴミの各袋を組み合わせることにより、40L=30L+10Lや、20L=10L+10Lなど負担を強いられる市民は、少なくとも45L・40L・30L・20L・10Lと5パターンであったものが、45L・40L・35L・30L・25L・20L・15L・10L・5Lの9パターンの選択の幅が提供されることにより、各世帯に応じたゴミ出しの機会と有料化に伴う負担の公平化が確保されます。また実際に袋の種類と価格体系の細分化によって、より小さい(安価)袋への誘導されゴミの減量化の促進につながるものです。基本方針に対して、改善の根拠を示し具体的に提案をしたのは私たち公明党市会議員団だけです。

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Photo_17 創作:七海 奏(ななみ かなえ)

作品名:かわいく生きる

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