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2015年6月22日 (月)

Tony Rice

Mark O'Connor, Tony Rice, Bela Fleck -
YouTube: Mark O'Connor, Tony Rice, Bela Fleck - "Freeborn Man"

トニー・ライス。その名は、アメリカブルーグラス界に燦然と輝く金字塔。ブルーグラスギターの奏法を根底から覆したのがトニーである。以前のギタースタイルは、ピッキング奏法が主流で、どちらかというとストローク奏法やリズム楽器としてのギターの役割をはたしていたと言える。しかし、ドグ・ワトソンや、マール・ワトソンの登場や、何よりもクラレンス・ホワイトの登場により、ギター奏法が大きく飛躍した。クラレンス・ホワイトの流れを汲んでいるのがトニー・ライスである。また彼の歌も素晴らしい。ブルーグラスでは高音域のシンガーが持て囃されるが、トニーは低音で押している。安定した演奏は今も代えがたいものだ。

映像は、フィドルのマーク・オコーナー、バンジョーのベラ・フレーク、マンドリンのサム・ブッシュ、ドブロのジェリー・ダグラスという最強メンバーによる演奏。

Alison Krauss, Sam Bush & Tony Rice - Sawing on the Strings 映画の挿入歌でも活躍
YouTube: Alison Krauss, Sam Bush & Tony Rice - Sawing on the Strings

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