2018年3月 5日 (月)

予算特別委員会(6日目)消防局

Photo京都市会は3月5日には、予算特別委員会(6日目)が開会され、消防局に対して私は、吉祥院消防出張所の当該再編による消防力向上策ジュニア消防団の創設消防団ハイスクール、アンダー35などと、全世代間にわたる消防意識の向上に向けた政策、水災害対応力の向上等について質疑を行いました。

吉祥院消防出張所が新年度から南部方面統括指揮隊の創設に伴い統合再編となります。地域防災力が低下するのではないかとの疑問も一部指摘される中、消防力の整備方針に沿った対応であることを指摘。昭和36年に制定された消防力の整備方針は社会の変遷とニーズに対応すべく度重なる改正によって常に消防力の向上を目標に基準が示されてきました。更なる消防力向上を求めたいと思います。

従来の少年消防クラブは永年消防団のOB等の支援によって地域において活動を進めてこられてきましたが、少年少女同数程度のクラブ員を構成しています。平成30年度からは将来の地域防災活動の担い手づくりのために、新たにジュニア消防団を創設し生まれ変わることになります。年代に応じた防災指導カリキュラムに基づいて幼少年の防災教育の充実に取組むための諸課題を指摘しジュニア、ハイスクール、アンダー35等に対する施策強化充実を求めました。そのためにも、高齢者世代、障害者等、社会的災害弱者に沿った防災指導カリキュラムの必要性も訴えました。

その他、他の委員からは、①民泊に対する防火対策、②吉祥院消防署の統廃合、③南部方面統括指揮隊の創設、④ドローン導入による活動強化、⑤自主防災会の防災マニュアル、⑥消防団活動支援、⑦放火対策、⑧AEDの普及啓発、⑨住宅用火災警報器交換・設置促進、⑩自主防災会への支援など、について質疑がありました。

2018年3月 2日 (金)

予算特別委員会(5日目)市会事務局・総合企画局

Photo京都市会は3月2日には、予算特別委員会(5日目)が開会され、市会事務局総合企画局に対する質疑を行い、私は市会事務局に対して、新年度予算編成方針や新庁舎整備とりわけ議会棟に係る諸課題について質疑を行いました。ICT化の一層の推進の必要性と「氏名標」「机上札(席札)」のあり方について言及。

本会議場の議員の席に設置してある黒い名前の柱は「氏名標」と言われています。選挙で選ばれた議会の議員は当選に伴い本会議における席においてその席順を示す番号と、議員の名前を示す所謂名札となる四角柱の「氏名標」が設置されて、種々の権限を行使しています。一方、執行機関の理事者側についても本会議場において市長や教育長等、役職名を示す名札が設置されている。これを「机上札」「机上名札」「席札」と呼ばれているようです。これらの形も三角錐形、四角柱形があります。しかしながら、京都市会の本会議場には非常に狭隘であるため現在、執行機関側の理事者席は市長や副市長席(3名)計4名と、局長らは議員席の後ろ側に着席し本会議に臨まれています。市長や副市長の席札は設置されていません。京都府議会や他都市議会でも当然設置されていることを考えれば、より市民、傍聴者等にわかりやすい市会を目指す意味からも、二元代表制による議会として改善すべきことを主張。

今後新しく新庁舎完成後、本会議場もリニューアルされることになりこうした課題も解決されることを期待したい。その他、総合企画局の質疑では他の委員から、①留学生への支援強化(留学生就職マッチング事業)、②国際会議場整備、③西陣エリアのまちづくり整備方針、④岡崎エリア活性化方針、⑤リニア新幹線及び北陸新幹線、⑥大型汎用コンピューターシステムの再構築、⑦世界歴史都市会議、⑧姉妹都市交流、⑨明治150年事業、⑩改元号に代わるコンピューターの影響、などについて質疑がありました。

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