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2016年10月

2016年10月23日 (日)

京都民族教育実施70周年記念式典

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京都において外国籍市民とりわけ在日韓国朝鮮籍の子ども達に、母国の理念に基づいた教育を進める民族教育が実施されて、70周年を迎えるとのことで、その記念の催しが、伏見区醍醐の京都朝鮮初級学校の校庭で盛大に開催され、私もこかじ義広府議会議員とともに参加させていただきました。参加して懐かしい方々とお会いするとともに、何よりも演技をする子ども達や保護者の皆様のはつらつとした笑顔が印象的でした。南区の勧進橋にあった第一初級学校に係る人権問題が今なお傷痕を残していることを、当時何らかの解決の道筋を模索し行動した一人として私は決して忘れたことはありません。今新しい学校で学ぶ子ども達や保護者の皆さまの笑顔にさらなる勇気を頂きました。

京都レインボーフェスティバルin久世2016

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毎年秋に開催されている京都レインボーフェスティバルin久世2016が、10月23日(日)昼前から南区久世にあるニューリバー公園で実施され私も遅れながらも参加させていただきました。この公園は以前は新川が流れていたところで、その新川は劣悪な環境実体が永年続いてきた経過があり、桂川と新川の河川美化を進める会の運動を進める中で、人権文化創造の運動と連動し改善が図られてきた場所でもあります。歴史的に意義のあるこの地で、毎年、人権と環境をテーマに開催される催しには、地域の大勢の皆様が楽しみに参加されているものです。「久世のゴリラ」として有名にもなっているフェスティバルは、ゴリラの中で子ども達が楽しんで交流を図っていました。

2016年10月22日 (土)

レジリエント・シティ⑤…ショックとストレス

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レジリエント・シティへの選定には、都市の危機と脅威について現状認識を明確化しておく必要があります。災害対応力を高める戦略が想定しなければならない危機(ショック)や脅威(ストレス)は具体的には地球的規模、時代的要素、地域的課題等々、各分野にわたるものでです。 100RC(100のレジリエント・シティ)では、急激な危機(ショック)について、地震、山火事、洪水、砂嵐、異常低温、危険物事故、暴風雨、テロ、伝染病、暴動、社会不安、インフラ欠陥、熱波、土砂崩落、吹雪、火山活動等と詳細に明記しています。さらに、慢性的な脅威(ストレス)については、水不足、手頃な価格の住宅不足、大気汚染、高い失業率、路上生活、人口減少・高齢化、社会的一体性の欠如、貧困・格差、インフラ老朽化、物価変動、犯罪・暴力等としています。これらを見れば、私たちがいわゆる災害に強いまちづくりを考える上では、今日的に極めてたくさんの課題が山積していることがわかります。まさに、一国一都市だけの問題ではなく、地球的規模の課題であり国民一人一人が自分事として真剣に向き合わなければならないものです。 しかし、富山市で行われたワークショップでは、19名の議論参加者の中で、新たなリスクも明確になってきている。会議の議論で言及されたショックやストレスについては、人口減少、経済的なレジリエンス、高齢化、不十分な教育、環境保護、土地利用、空き家、橋梁・道路整備、情報化によるショック、等等、ショックやストレスの基本指標とは別に、地域に根差した課題も浮き彫りになっています。

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