« 2016年6月 | メイン | 2016年8月 »

2016年7月

2016年7月 2日 (土)

未来学者アルビン・トフラー死去

激動の20世紀から、情報化社会の到来となる21世紀を予見していたアメリカの未来学者アルビン・トフラーが6月27日に死去したことが伝えられた。享年87歳。トフラーは、第三の波である情報革命の時代の到来予測とともに、時代社会の変化の未来図と、民主主義の政治のあり方にまで言及。私が20年以上も前に、初めて彼に出会ったのは名著「第三の波の政治」である。彼は、書の中で、第三の波の時代に必要不可欠な政治要素として、①半直接民主主義、②少数意見の尊重、③決定権の分散、の3つの視点を示している。当時この書籍を読んだ時は目からウロコであり、まさに衝撃であった。何よりも市会議員に当選した直後であったことと重なり、私のその後の政治信条の基盤はトフラーの視座から得たものが大きい。
参院選を前にトフラーの死。文明は更に大きな次のステップに突入するかもしれない。第一の波が農業革命、第二の波が産業革命、そして第三の波が情報革命である。第三の波の次の第四の波は、人間革命かもしれない。人間の価値観あるいは市民の価値観が大きく再構築されるゆく文明になることになろう。その意味で、世界市民という価値観が一層注目をされる時代である。

予想できる未来学者は、残念ながら日本にはいない。心からご冥福を祈りたい。

照明灯設置で安心(街ナカ実績App@24号)

Photo7

Photo

JR桂川駅の新駅は、元キリンビール京都工場跡地の活性化として大型商業施設や高層マンション等の建設による京都西南部のまちづくりの一貫として整備されたものです。これにより一気に地域が活気づき多くの人々が毎日仕事、買い物、レジャーにと訪れ地域も大変に明るくなっています。しかしこれだけ計画的に整備されたにもかかわらず、「街の死角」が何か所があることが地域の相談を通じて判明しました。その一つが、JR桂川駅西口下った向日市へいく歩道の途中に、関西電力の送電鉄塔付近の安全対策です。車道ど歩道とが計画的に分離して整備されており歩行者の配慮はされているのですが、鉄塔がちょうど歩道を遮っており、鉄塔周辺を回り道して通行しなけれければ南に行けない設計構図となっています。しかし、安全に不可欠な肝心の照明器具がこの曲がり角に設置されていないため、夜間は真っ暗な状態で、痴漢が出没するなど改善を求める声が高まっておりました。さっそく昨年現地調査を行い応急的に「痴漢に注意」の立て看板を臨時で2ヶ所設置してもらい照明灯については実現に向けて検討していただくことにしました。この地域は、電線地球化により整備されている箇所であるため、新たな照明灯を設置するにも電力を地下からもってこなければならず大工事となり多額の予算が必要で、残念ながら昨年の事業化は無理で、本年度やっと予算化していただきこの度6月末に整備されました。 鉄塔周辺の角の2ヶ所に設置され通行される京都市民並びに向日市民も安心していただくことができました。

アクセスランキング

Google
WWW を検索
このブログ内を検索