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2015年3月11日 (水)

防災安全のまちづくり

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南区は京都の中では低地であることから、地震災害では土地の流動化現象、水災害では河川の氾濫に特に注意しなければなりません。嵐山観月橋で有名になった一昨年の台風18号では、河川の氾濫の可能性が高まり南区の周辺の学区で、避難勧告だけでなく避難指示まで出されるという危険な状態でした。私は、避難状況や被災状況をこかじ府議会議員とともに調査する中で、南区の中心を流れる西高瀬川が、水害の際に警報河川として指定されていないことを突き止めました。したがって水災害の際の避難マップも実効性のある避難行動がとれるかどうか、災害対応に少し不安が残る状況であることを委員会で指摘しました。そして、京都府と連携し西高瀬川の水防警報河川の指定を京都市としても働きかけるとともに、水災害時における避難行動マニュアルの策定を強く求めました。 その結果、昨年6月に、西高瀬川が水防警報河川として指定されることになるとともに、平成27年度京都市予算では、避難行動マニュアルの策定調査費が計上されるなど、安心安全の地域づくりが大きく前進します。 南区には市民防災センターがあります。また市民消防活動センター消防学校もあります。さらに救急救命センターもあるなど、京都市の中でも、安心安全を推進する中核施設がすべて南区に集結しています。これこそ防災安全のまちの象徴的な事例であり、南区が京都の防災安全施策を支える屋台骨と言えます。 また、南区は国道1号、24号、171号と要衝の基幹道路が通る地域で、自動車交通量も大変多い地域であるため交通事故も多い地域。また犯罪件数も比較的多い地域でもあることから、防災だけでなく、交通事故、犯罪ゼロをめざし安心安全のまちづくりに挑戦してまいります。

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