みなみ希望ビジョン…次なる南区のまちづくり構想
21世紀初頭、京都市の観光入洛客数の目標は、5000万人に届かない状況の中、前市長であった桝本京都市長が、今後の京都の将来像を見据え、大胆な観光客5000人構想を提案しました。その後、おこしやす戦略を進め、実に現在では、毎年5000万人を超える観光客が京都に訪れています。特に近年では海外からの観光客も多く、まさに「世界の京都」として都市格が益々上がっています。
これには観光政策を、広く都市計画分野まで拡大し、すべての施策分野に「観光」の視点を盛り込んで各種施策を推進してきた今日までの取組みの成果が出てきているものと思います。
平成27年度予算案では、こうした観光政策を更に推進するため、「観光経営を学ぶ高等教育」を吸いsンする予算として600万円が計上されることに。これは、国内外の観光客に対する京都ならではのおもてなしを更に向上させるため、これまで実施してきた「京都観光経営学講座」をパワーアップさせ、経営分野に限らない多角的視点に立ったリニューアルや履修証明の発行を行う等、経営者層を対象にした、より質の高い担い手の育成講座を高等教育機関において実施するものです。
学童保育の充実は、働く女性を応援する重要な役割を果たす事業です。子ども・子育て支援新制度の実施に伴に、この度学童クラブ(学童保育)の拡充事業予算が、平成27年度予算案に盛り込まれました。 学童クラブ事業(学童保育)については、現在小学校1年生~3年生までの児童を対象として実施されています。障がいのある児童は小学校4年生までとなっています。予算案では、小学校6年生まで拡大されることになります。クラス編成は児童数約40人につき1クラス設置される基準となっています。また職員配置も1クラスにつき2名に拡充と、児童館・学童保育所職員の処遇改善も実施されることになり、子育て支援を更に応援する体制が確立されることに。(予算額9億115万円) また、障がいのある児童の登録数が増加する見込みとなるため、介助者の確保に向けた取り組みの推進と受け入れ体制の拡充も図られることに。(予算額7497万円)