ゆびきり政治

私が住んでいる京都市南区には、市バス九条営業所がありますが、昭和8年の建築物で約80年が経過しており、老朽化が著しい状況でありましたが、長年の懸案であった建て替え計画についていよいよ平成26年から27年にかけて、現在の場所で建て替えをすることになりました。 施設の主な内容は、事務所棟、付帯設備（給油・洗車設備）、太陽光発電を利用した非常用電源設備等を備えています。特に、長年の懸案でしたバスを待つお客様のために、待合室が設置されることも朗報です。 加えて、九条営業所の市バス運行では、この3月22日から、東寺～水族館～西本願寺を巡回する名所観光エクスプレスが、土日休日だけ20分間隔で運行開始します。これは、京都水族館の開設に合わせて導入された水族館シャトルバス等のルートに、お隣の東寺を通るルートが設定されていないことに対し、多くの議員からも、せっかく京都にこられている観光客の方々に、水族館だけでなく世界遺産ルートを設定すべきとの声が寄せられてきたことによるものです。公共交通の戦略的な取り組みが今後も重要です。

3.11東日本大震災から3年。改めてお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りします。そして今も尚、避難生活を余儀なくされておられる方々の一日も早い生活再建と人間の復興を願うものです。災害が去った後は、風化と風評被害の「2つの風」との闘争だといわれています。3.11東日本大震災で、多くのものを失われたことは事実です。それはすべての価値観の崩壊でもありました。そんな中で、究極として残ったものは人間と人間との絆でした。つなぐ心こそ、災害から生命を守る最も強固な防波堤であることを東北の皆様に教えていただいたことを巡りくる3.11に新たにする思いです。

ご厚情を頂いている本家田毎の会長である堀部勝也さんの旭日双光章の受賞と、本家田毎の操業150周年を記念する祝賀会が、3月9日盛大に開催され、私も参加させていただきました。
堀部会長は、麺料理部門では初となる京都府優秀技能者賞（現代の名工）の受賞をはじめ、京都麺料理技能士会を設立されるなど、麺料理の先駆者です。また、同志社大学でグリークラブで活動され、その後、フォーバイフォーという男性コーラスグループで今もなお演奏活動をされており、私の尊敬する方の一人です。
これからも、一層のご活躍とご隆盛をお祈りいたします。本当におめでとうございました。