地域コミュニティ活性化推進条例
京都市議会９月定例会で市長から提案されていた「地域コミュニティ活性化推進条例」が、１０月３１日最終本会議で修正可決されました。年前に本会議で、地域コミュニティを活性化及び推進するための条例化を求めた私にとっても条例制定は感慨深いものです。
京都市が歴史的に有している町衆のチカラを更に活性化させることや、組や町単位で助け合い組織がある京都の特性も活用し、自治会組織への積極加入を促進し一層地域コミュニティを活性化させるものとして期待されます。
地域コミュニティについては、千葉大学の広井教授が、専門的に研究されており、多くの分析結果や論文を出されており参考になります。現代社会のコミュニティのあり方は、地縁や血縁などの濃いつながりから、次第に薄く広いつながりへと変化していると指摘されている。この意味からして、自治会組織への加入促進については、過度の対応とならないことも今後の重要な視点であると思います。今後、この条例の施行による様々な影響等について、検証していく必要があります。