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2011年9月25日 (日)

高速道路の下の公園の未来…

勧進橋公園1 整備された勧進橋児童公園

本日午前、地元南区内の、鴨川沿いにある148世帯の分譲マンションで実施された防災訓練に参加させていただきました。昔は、このあたりは工場がほとんどで、ほとんど住民も少なく、放置自動車も多い場所でどちらというと行政サービスから少なからず遠い地域でした。高度成長期以降、マンション建設ラッシュにより地域の人口も増えてきて、住民ニーズも多様化してきています。こうした折に、この地域を通ることになりました。大型公共事業の必要性の是非はいろいろありますが、いずれにせよ、近隣の地域住民には、排気ガスや騒音等迷惑な話です。高速道路開通後の本年9月に、永年放置されてきた感のある公園が今回新たにリニューアルしました。

本日の防災訓練で挨拶をさせていただきましたが、住民の皆様は、「綺麗になって憩える場所ができてうれしい」「南区の公園とは思えない」等、口ぐちに語っておられました。今後は、少子高齢化と多文化共生に伴う時代の課題に対応すべく、より多くの地域の皆様に利用していただきたいと願っています。

私は、法的な規制もある児童公園ですが、あくまで地域の皆様に主体的に利用していただくためには、管理規定を見直し、できるだけ地域における運営協議会によって利用ポリシーを地域の皆様で合意によって作成し運営されるべきと考えています。行政はそのテーブルができるよう誘導支援をすべきです。ワークショップ方式の重要性は、児童公園の建設や改修の際には、必ず盛り込むべき手法で、住民参加型の公園とするためにも極めて重要です。

名称も児童公園というものではなく、少子高齢化や地域性等も踏まえた親しまれる名前がいいのではないでしょうか。それが公園の未来を希望あるものにするための一助と確信します。

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