ゆびきり政治

9月8日、京都市議会9月定例会で審議される補正予算等の関係議案の議案発送日。この日に、私達公明党議員団は京都市における自転者走行の安心安全を確保するため、議員提案政策条例として『自転車安心安全条例』を会は単独で提案いたしました。 地方分権、地方主権、が叫ばれて久しいが、議会の政策立案力、政策提案力、政策実現力が一層求められる時代となってきています。こうした時代認識のもとに、わたしたちは、京都市会の一層の活性化と機能強化を求める観点から、市民のいのちを守るために、市民ニーズの高い自転者走行のモラル向上や自転車事故への適切な対応を進める為に条例化を求めています。市民の皆様、関係事業者、等多くの方々の議論を経て、協働作業で合意形成を図れればと願っています。

9月6日及び7日にかけて五大政令指定都市政策研究会が、横浜市で開催され、私も代表で参加いたしました。研究テーマは、①うつ病対策の現状と課題、②地方主権の取組について各都市の政策担当者から報告があり、その後質問を受ける形で進められました。

研究テーマの発表の前に、国のうつ対策の現状と課題について、浜田参議院議員から大変にわかりやすく解説と講演がありました。とりわけ認知行動療法の今年4月からの保険適用スタートに合わせ、今後の人材確保策等様々な意見交換がされました。私自身は、認知行動療法について、詳細を存じませんでしたので、浜田さんの説明で極めてよくわかりましたと同時に、今後の行政課題も見えてきました
 

8月31日熊本市内で開催された動物愛護地方議員の会主催の記念講演会に私は日帰りの強行スケジュールで参加しました。全国から約20名の動物愛護施策に関心を持たれている地方議員が参加されていました。記念講演会では、「殺処分ゼロをめざして」と題して、熊本動物愛護センターの松崎所長が熊本市での取組事例を報告されました。次に、環境省から西川室長が参加され来年に予定されている動物愛護管理法の改正に向けた課題について講演がありました。

長い間動物愛護行政の推進に取り組んできた私にとって感慨深い講演会でしたが、日帰りであったため残念ながら全国の地方議員の方との意見交換会には参加できなかったのが誠に残念でなりません。今後は京都で開催していただけるようにがんばりたいと思います。因みに京都では、動物の救急センター構想が獣医師会の方々との連携の中で、実現化に向けた議論がされようとしています。全国に先駆けた取組を期待しています。