家庭用ゴミ袋45㍑の廃止に向けた視点
平成18年に導入した家庭ごみ袋有料化導入制度は、3年が経過する中で、定着してきていますが、今後望まれるのは、よりゴミ減量化への流れが促進されるように如何にインセンティヴが図れる政策立案をするかです。そのためにも、有料化以降のゴミ減量化の推移や、ゴミ袋の販売枚数等を検証する必要があります。そこで、18年から20年までの3年間の販売枚数の動向を見ると、45㍑では、131660枚(H18)、215540枚(H19)、162640枚(H20)と減少傾向。30㍑では、119250枚(H18)、240230枚(H19)、173460枚(H20)と減少傾向。これは、20㍑袋がH19年度から導入されたことにも原因があるようです。20㍑では、63040枚(H19)、131920枚(H20)。10㍑では、62510枚(H18)、114150枚(H19)、100610枚(H20)で横ばい。5㍑では、18240枚(H18)、31110枚(H19)、33560枚(H21)の動向です。現段階では、検証するだけの数値にはまだ不十分ですが、今後様々な角度で議論を行い、よりインセンティヴが図れる制度としたいと願っています。
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