中小企業融資制度の拡充
京都市は、平成20年4月から京都の地域経済の更なる活性化と、中小企業の地球温暖化対策への取り組みを支援するため、KES認証取得企業(経営において環境への負荷を管理・低減するための仕組みを推進する企業)などに対する金利優遇策を導入することになりました。さらに、資金繰りを改善するための新たな支援制度も創設することになりました。
まず、環境に配慮する活動を実践する企業への融資において、一般振興融資や小規模企業おうえん融資を利用される際に、0.2%引き下げた優遇利率を適用する環境経営促進金利優遇制度(京都ECOレート)の創設です。この背制度の最低条件は、KES認証や、ISO14001認証取得した企業に適用します。また、原油高騰による影響により業績悪化が見られる企業に対して、金融機関及び信用保証協会が調査の上、融資期間延長を10年まで延長するなどの原油価格高騰対策等特別支援制度も創設しました。その他、創業支援融資の創設や、平成20年12月末までのあんしん借換融資の実施期間延長もスタートします。こうした間断のない地域経済支援により地域経済の再生を図っていきたいものです。