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2007年2月

2007年2月14日 (水)

柳の内公園バイク進入不可入り口の整備(トピック99号)

Topic99 「柳の内公園で、少年たちが夜間バイクを乗り入れ遅くまでたむろしている」と苦情の声が、つのがい府議に寄せられました。また同時期に大道よしとも市議のもとに「公園内にバイクが入れないようにしてほしい」との要望が寄せられ、府会議員及び市会議員のスピーディな連携によって警察署や公園課へ要望活動を開始しました。その結果、バイクは公園に入ることができず、車椅子は公園内に入ることのできる新たな公園の入り口を公園の入り口の2基整備することができました。この整備は、南区ではじめての整備となりました。この名称は「身体障害者対応可動式車止め」といいます。さらに公園内のコンクリートや他の遊具も新設改良されました。(2006.3)

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2007年2月13日 (火)

より安全性を確保(トピック25号)

Topic251 Topic252 宅地化に伴う交通安全対策の強化で、街灯やカーブミラーが設置される箇所が増加していますが、適切な設置でないければせっかく設置しても効果が半減します。図のように右の電柱の横にカーブミラーが設置されていますが、電柱が邪魔になってカーブミラーの鏡面には安全確認ができずらくなっています。そこで大道市議は、改善要望を京都市に行い、別図のように電柱に2基のミラーを設置することによって解消しました。

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2007年2月12日 (月)

幸福度(世界幸福地図)

2006年7月にイギリスの心理学者エードリアン・ホワイト氏(レスター大学)が、世界の国々の幸福度を示す「世界幸福地図」を発表した。平均寿命や経済状況、教育レベルなどに関する各国の発表済みの報告書の指標やデータをもとに分析し計算の上、ランク付けをしたものである。対象は178ヶ国で、第1位はデンマークで、その後にスイス、オーストリア、アイスランドなどが続き、アメリカ23位、オーストラリア26位、イギリス41位、スペイン46位、イタリア50位、フランス62位、中国82位、韓国102位、日本は残念ながら90位という結果であった。別の学者が2005年に発表した幸福度調査でもデンマークが第1位にランクされていることに注目したい。

日本は平均寿命世界第1位であり、経済でも世界第2位の国であるのに、幸福度(世界で一番幸せと思う国)が90位とはなんとも情けない限りである。どうして日本が90位なのか。

教育者である寺田治史(武庫川大学教育研究所)は、その原因を教育の面で分析をしている。教育レベルにおいてデンマークと日本とでは大きな差があるということである。デンマークでは小学校2年生までは「読み・書き・計算」に重きを置かず、しかも中学校2年生まではテストも評価も行わないというのである。そして授業も対話、会話形式で徹底されているという。また評価は別として親の同意があれば喫煙や飲酒も14歳から許されており、子どもの自由が保障されており、子どもの自己責任や自己決定が尊重されている。

こうしたことから現在のわが国で起こっているいじめや不登校、学級崩壊などはデンマークでは皆無だと言われている。これはデンマークの教育者であったニコライ・グルントヴィが提唱しているように、「文字による教育を『死の教育』といい、言葉による教育を『生の教育』」とした生きた言葉による対話の教育こそが、こうした幸福度につながっているとしている。わが国の教育の未来を考える時、千金の重みを持つ教育哲学といえる。

わが国は、今後の具体的な教育改革の方途を、「対話教育」に求めなければならないと改めて痛感した。

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