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2007年1月29日 (月)

子どもを共に育む京都市民憲章

私は、昨年桝本市長に対し、「子どもを地域社会で育む風土を醸成するために子育て支援憲章を制定してはどうか」と提案いたしました。その際市長は「検討する」と答弁し、憲章制定に向けて大きく動きだしました。

その後「京都市子どものための市民憲章」の制定に向けてプロジェクトチームを立ち上げ、パブリックコメントやシンポジウムを開催するなど、制定に向けた取り組みがされてきましたが、この度その最終案がまとまりました。それによると名称は「子どもを共に育む京都市民憲章」で、行動理念として(1)子どもの存在を尊重し、かけがえのない命を守ります。(2)子どもからの信頼され、模範となる行動に努めます。(3)子どもを育む喜びを感じ、親も育ち学べる取組を進めます。(4)子どもが安らぎ育つ、家庭の生活習慣と家族の絆を大切にします。(5)子どもを見守り、人と人が支え合う地域のつながりを広げます。(6)子どもを育む自然の恵みを大切にし、社会の環境づくりを優先します。の6つの行動指針が示されました。提案をした私にとっても本当にうれしい限りです。

24日の厚生常任委員会において、この最終案に対し、敬意を込めて今後の課題について更に問題提起を行いました。まず名称についてですが、「共に育む」という「共育」という理念を浸透させていくため資料や文章として記載する場合には通称「京都市子ども共育憲章」というように視覚でその趣旨が理解できるように工夫すべきであることを指摘しました。さらに、行動理念は(1)から(6)まで記載されていますが、それぞれの行動理念は決して順位があるのではなく、すべて最重要なものばかりであることから、記載の場合には順位数値表記ではなく、すべて(一)として表記することの重要性も訴えました。さらに憲章制定日には意義ある日と選んで制定してほしいことも訴えました。今後はこの憲章の制定により今までの子育て等の様々な取組が一層拡充されることを望んでいます。

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