文化芸術都市創生条例の制定
公明党は、文化力・芸術力を国づくり都市づくりの重要な理念として、その振興策の拡充と推進を図ってきました。わが国の文化予算は欧米諸国と比較して非常に低いレベルにあります。
そうした中で3年前には公明党が中心となって文化芸術振興基本法を制定させることができました。私も京都市会において本会議質問や委員会質問の中で、文化芸術振興策の充実とともに、それを大きく支えるための京都市文化芸術振興条例を制定するように求めてまいりました。また条例制定とともに、市民に開かれたものとなるよう文化芸術振興市民会議の創設をはじめ、子ども達が本物の文化芸術にふれあう機会づくりの拡充や文化ボランティアの創設など、きめ細かな市民レベルの取り組みの必要性も訴えてまいりました。
このたび平成18年度予算には待望の条例化が実現しました。名称は、現在京都市が世界に向けて発信している国家創生としての位置づけから「京都文化芸術都市創生条例」という京都独自の名称となりました。
今後京都市文化芸術振興審議会での議論を経て具体的な計画を策定し推進を図ってまいります。また私の提案により平成18年度組織改正で「文化芸術振興推進室」組織ができました。
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