« JFケネディと上杉鷹山 | メイン | 改革はじわっ、じわっと・・・小泉改革に思う »

2006年4月25日 (火)

プラトンの理想・・・教育基本法改正論議に思う

ソクラテスの弟子であるプラトンは「国家論」の中で、「正しく真実に哲学する者が政治的支配の地位につくか、現に権力を持ている人々が真実に哲学するようになるかいずれかが実現しない限りは、人類の不幸はやむことがないだろう」という至言を残しています。

政治の上に哲学があるというプラトン確固たる理想と信念が表現されていると言えます。戦後の精神の空白期は、その後の日本の方向に大きな影響を及ぼした。古くて新しい、新しくて古い論議である「憲法論議」や「教育基本法改正論議」は、戦後の精神の空白期をどう克服するかという、歴史観に立ち返った哲学的論議からはじめなければ、まさに日本の不幸はやむことがないだろうと思う。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

コメントは拒否されました。

Lekumo ビジネスブログ またはその他のOpenIDでログインしてください

アクセスランキング

Google
WWW を検索
このブログ内を検索