Butch Baldassari(Mandolin Music for Christmas)
YouTube: Butch Baldassari - Evergreen: Mandolin Music for Christmas (entirealbum w/playlist)
フラットマンドリン奏者のブッチ・バルダサリー。彼はブルーグラスというよりもクラシック系の音楽を主とするプレーヤーで、マンドリンの音を極めて大切にしている。
YouTube: Butch Baldassari - Evergreen: Mandolin Music for Christmas (entirealbum w/playlist)
フラットマンドリン奏者のブッチ・バルダサリー。彼はブルーグラスというよりもクラシック系の音楽を主とするプレーヤーで、マンドリンの音を極めて大切にしている。
YouTube: Christmas Bluegrass / Sleigh Ride / Pickin' on christmas
インスト(演奏)だけのバージョン。彼らは、あらゆるジャンルの曲をブルーグラスで演奏する。
YouTube: Kenny & Amanda Smith Band - Winter's Come And Gone
ケニースミスとアマンダスミスの夫婦のバンドが奏でる、12月を迎えるにふさわしい曲。
YouTube: Lonesome River Band - Set 1 - Hudson Valley Bluegrass Association Concert
息の長いバンドである。教会でのライブ録音。ブルーグラスはやはり歌唱力が勝負を痛感させられる。
YouTube: Kenny & Amanda Smith Band - Winter's Come And Gone
ケニーとアマンダ・スミス夫婦バンドは、なかなか玄人好みのバンドである。奥さんも若いときからチャーミングだった。ケニースミスは、クレア・リンチ・バンドや、ロンサム・リバー・バンドのギタリストしても活躍し、フラットピッキングギターでも有名どころ。
YouTube: The Isaacs -Its Christmas Time Again
ブルーグラス界のゴスペルグループ、アイザックス。軽快なサウンドがいい。
YouTube: The Seldom Scene - Little Georgia Rose [Live at WAMU's Bluegrass Country]
YouTube: The Seldom Scene - Georgia Rose
ドイルローソンの後にカントリージェントルマンのマンドリン奏者であったジョンダフィー。彼はその後、セルダムシーンというグループで一世風靡した。とにかくジョンダフィーの人柄とステージは面白く誰からも人気を博していた。セルダムシーンは、極めてモダンなブルーグラスを聞かせてくれるバンドである。この曲は彼らの十八番。ジョンダフィー亡き後は、ルーリードがマンドリンを務めている。
YouTube: The Monroe Brothers - New River Train (1936)
ブルーグラスの父と言われるビル・モンロー。彼はもうこの世にはいない。彼が登場してからカントリーミュージックの中で、はじめてブルーグラスというジャンルの地位を構築した立役者だ。昔は、ブルーグラスというジャンルもネーミングもなかったが、ビル・モンローとブルーグラスボーイズというバンドを結成したのをきっかけに、ブルーグラスミュージックというのは、ビル・モンローのようなミュージックを指すようになったと言われている。ビル・モンローから共に生まれたバンジョーのアール・スギャックスもレジェンドである。
因みに、ビル・モンローの最初のマンドリンは確か500ドル程度だったと言っている。しかしその楽器は、彼が死ぬ時には、?億の値がついた。
YouTube: Osborne Brothers - Rocky Top
YouTube: The Osborne Brothers - Kentucky
オズボーン・ブラザーズといえば、ブルーグラスボーカルの真髄とも言える、ハイトーンのボーカルと、ソリッドな速弾きバンジョーが持ち味。しかも、ブルーグラス界ではモダングラスと言えるほど洒落たステージを見せる。
YouTube: Stanley Brothers - Worried Man Blues
YouTube: The Stanley Brothers (Full Album)
スタンレー・ブラザーズと言えば、ブルーグラスミュージック界ではビル・モンローとともに、レジェンドの存在である。ブルーグラスを目指すミュージシャンのすべてが、スタンレー・ブラザーズの曲を基本としている。トラッドグラスの決定版だ。
YouTube: Gibson Brothers Concert Sampler - HVBA 20th Anniversary
ギブソン・ブラザーズは、余り日本では知られていない。ブルーグラスの中では、結構著名なグループである。メロディックな曲が魅力的。
YouTube: Carl Jackson - The Little Mountain Church
ブルーグラスにおいてカール・ジャクソンの存在は偉大である。今でも健在でプレーしている。ドイル・ローソンらとのジョイントは、まさに渋いの一言。バックミュージシャンも豪華メンバー。このシリーズはぜひとも紹介したい。まずは、この一曲を。
この曲は、ブルーグラスの定番曲。多くのミュージシャンが演奏し歌っている。
YouTube: [ HiFi ] Little Mountain Church House / Ricky Skaggs/Nitty Gritty
YouTube: Americas Bluegrass Gospel Show Part 1 or 3
YouTube: America's Bluegrass Gospel Show - Nine
カントリーの本場アメリカには、数多くのカントリージャンルがある。ゴスペル系のブルーグラスミュージックもそのひとつ。まさにマニアの世界。町の小さなライブハウスで、日常的に開催されているブルーグラスゴスペルショーというのがある。これぞアメリカといった感じ。
J.D.クロウ&ニューサウスや、ドイルローソン&クイックシルバー等、いわゆるトラッドグラスといわれる伝統的なブルーグラスグループが多く出演している。演奏だけでなく、アカペラ(無伴奏の合唱)も聴きどころ。
日本人は、ブルーグラス楽器を器用にこなし、本当にコピーもうまいが、やはりマネができないのがヴォーカルだ。カントリーに造詣が深い音楽評論家の清水敏夫先生も、「ブルーグラスやカントリーは何と言っても歌唱力」と言われる所以である。
YouTube: The Isaacs - Hallelujah With lyrics!
ゴスペルヴォーカルグループのアイザックス。ブルーグラス界でもゴスペルグラスとして君臨している。ハレルヤは、まさにゴスペルソング。とにかく幅広いジャンルの歌を自分たち風にアレンジしていい味を出している。
YouTube: TENNESSEE WALTZ / Wild Geese
おそらく日本のカントリーミュージック史で、最古のグループが、ワイルド・ギースであろう。田中益五郎氏(アコーディオン)は今も健在。毎月自宅でホームライブを続けておられ、関西各地域からカントリーファンが土曜日の夜に嬉々として集われ、ジャムセッションを夜遅くまでされている。ご高齢にもかかわらず益々お元気な御姿を拝見し、刺激される日々である。私も幾度となくお邪魔したのだが、最近は多忙を極めていたこともありご無沙汰しっぱなしである。
田中益五郎氏は、同志社大学軽音楽部卒業で、長い経験と人脈を生かし、アメリカのカントリー一大イベントであるオープリーを日本でも開催したいとの強い思いから「京都オープリー」を創設し、毎年2月~3月にかけてカントリーバンド大集合の一大イベントを続けておられる。