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2015年6月 9日 (火)

Listen to the Music(Doobiee Brothers)


YouTube: The Doobie Brothers - Listen To The Music (Reprise) [Live From The Beacon Theater]


ドービー・ブラザーズのまさにデビューヒット曲。ファーストアルバムのA面1曲目のこの曲で、世界を圧巻することになる。ギターワークでは、今までにはない音質。ドービー・ブラザーズは、パット・シモンズと、トム・ジョンストンの二人を柱に、ベースのタイラン・ポーター、ツインドラムで演奏する、まさにアメリカンロックの代表格。草原の高速道路をバイクやカーで突っ走る若者にマッチしすぎるほどマッチするカッコいい曲だ。草創の頃は、この強固なメンバーでやっていたが、トムが麻薬中毒により一時脱落し、そのあとを補ったのが、スティーリー・ダンのキーボード奏者、マイケル・マクドナルドだった。彼がメンバーに入りドービーサウンドは一変。しかし、予想に反し、ドービー・ストリート、次のホワット・ア・フール・ビリーブス等が大ヒットするミニット・バイ・ミニットのアルバムでグラミー賞を受賞するなど新生ドービーの地位を確かなものにした。その後、トム・ジョンストンが復帰し、往年のドービーは草創期からのメンバーと新生メンバーとがうまくマッチし再結成し今日に至っている。イーグルスの変遷とは大きな違いである。

私は、この曲を高校2年生の頃に、当時、アメリカンロックのオムニバスレコードで彼らのサウンドに出会った。自分の持っているギターでは、あのイントロの音は出せないし、今でも動画などを見てもパットシモンズは、親指にはめるサム・ピックで弾いている。リードヴォーカルのトム・ジョンストンが、かろうじてピックでストロークして演奏しているが、なかなか彼らのようなソリッドな未だに音は出せない。

コメント

一日のはじめに聴くとエンジンがかかるような曲ですね。

hamusagiさん。全くその通りですね。更にエンジン全開の曲が、Chaina Grove(チャイナ・グローブ)です。ご存知かもしれませんが、検索して聞いてみてください。

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