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2015年6月 1日 (月)

青い目のジュディ(Crosby,Stills&Nash)


YouTube: Crosby, Stills & Nash Live Suite Judy Blue Eyes

私が中学3年の時、兄が購入したステレオで聞いたレコードの1曲。私の友人の2年上の兄が洋楽にうるさく、非常にマニアックであったが、レコードはその兄から借りたもの。とにかく衝撃の1曲だった。

変則チューニングという新しい奏法に加え、3人によるコーラスワークの素晴らしさは天下一品。当時ウッドストックで行われたライブを収めた長編映画により日本にも影響を与えた。GAROもこのグループに影響を受けたグループ。

一世を風靡したクロスビー、スティルス、アンド、ナッシュとは、ザ・バーズで活躍していたデイヴィッド・クロスビーと、バッファロー・スピリング・フィールドステファン・スティルスと、ザ・ホリーズのグラハム・ナッシュの3人が揃ってできた伝説のグループ。A面1曲目が、名曲「青い目のジュディ」。スティルスの恋人であったジュディ・コリンズをモデルした組曲編成による大作。ウッドストックでは、スティルスのギター1本で、バックコーラスという極めてシンプルなスタイル。GAROの日高富明は、このウッドストックの映画を実に50回近く見て、変則チューニング奏法を盗んだといわれる。

後に、GAROは、自分たちのファーストアルバムで、「暗い部屋」という組曲を作ったが、まさにこの青い目のジュディがもとになっている。

今でも、アコースティックギターとコーラスで勝負するバンドは、必須曲といえましょう。

コメント

たぶん最初に変則チューニングをしたのはジョニミッチェルです。ニューヨークのクラブで偶然デビットクロスビーが彼女の演奏を見てレコード会社を紹介したようです。とにかくウッドストックの主役でしたね🎵

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