2017年1月 1日 (日)

2017謹賀新年…第4の波

007111

2017年の新しい年の幕開けをお慶び申し上げます。 昨年は、予想外の英国のEU離脱、ドナルド・トランプ米国大統領就任等、「まさか!」が現実のものとなった年でもありました。 「第3の波」で有名な未来学者であるアルビン・トフラーは、人類が誕生して以降の文明を、農業革命(第1の波)、産業革命(第2の波)、情報技術革命(第3の波)という3つの波に分類し、今日の時代を半世紀も前に予見しました。 トフラーの知見を踏まえグローバル化が一層進展する世界の未来を予見するとすれば、間違いなく人間そのものに光当て、価値の再認識が求められる、これまでとは異なる第4の波の領域に推移していくに違いありません。プラトンが国家論で提示したように、「哲学をもった政治」が求められる時代です。しかし漫然とそれを待っているだけでは、人類の希望ある未来を手放すことにもなりかねません。その意味から言えば、人間生命の革命と価値の創造へ行動することが、今を生きる私達に与えられた使命であり、その行動の理念こそ多様性の尊重であり多様性の結束であると確信します。本年も世界市民の一人として自身の生命の改革とともに、皆様との誠実な草の根対話で約束を守り果たすゆびきり政治をモットーに地域を走り抜いてまいります。どうか本年もよろしくお願いいたします。

2016年12月21日 (水)

食の安全・安心デーの制定(請願採択)

一般社団法人京都市食品衛生協会から平成28年11月25日に提出され受理され、教育福祉委員会に付託されていた「食の安全・安心デーの制定」を求める請願35号について、12月21日の委員会において、「全会一致」により採択されました。私も紹介議員の一人として大変に意義あるものと思っております。
委員会の審査で私は、「食の安全安心条例」の中に、「広報啓発のための条項を新たに加える」ことで請願の主旨は達成されるのではないかとの思いを訴え京都市の対応方針について確認したところ、「新たに憲章を制定するよりも、現在の条例に必要な条項を加える方が望ましい」との方針でした。京都市の食の安全安心条例には、京都の特性を踏まえた基本理念のもとに、京都市・事業者の責務とともに、市民の役割を明らかにしています。請願主旨では、毎年8月に市内一斉に食の安全安心を目指して行動している啓発活動をより広く事業者だけでなく、市民・観光客等にも展開するためにも「食の安全・安心デーの制定」は不可欠としています。請願が採択されましたので、来年2月の予算市会での本会議で正式に採択された後、具体的に現行条例の精査を行い速やかに「食の安全・安心条例」の改正条例が提案されるものと思います。

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