ゆびきり政治

国の総合経済対策に基づく支援策を活用し、出産・子育て応援事業、子育て世帯の安全対策、防災・減災対策、地域公共交通の維持に向けた支援等をはじめ、物価高対策を予算化し市民のくらしを応援するための補正予算案が今市会に上程されました。
具体的には、子ども子育て世帯の安心安全対策に10億9600万円、デジタル化による市民サービスの向上に2億6900万円、防災・減災・老朽化対策と地域公共交通の維持に44億9800万円、市民生活の安心安全対策に54億2700万円、光熱費。社会福祉関連経費等への支援に26億600万円、公債償還基金の計画外の取崩し回避に56億4000万円、及び調整債の発行の回避に17億円が予算化されています。

具体施策としては、妊娠・出産時に5万円を支給する子育て応援トータルプランの支援、子ども送迎バスにおける安全対策をはじめ、大型ごみ収集におけるインターネット受付の導入、持ち込みゴミ搬入における事前予約システムの導入とキャッシュレス化、学校施設の長寿命化等に取り組まれるものです。

和食文化を支える味の匠の料理人の団体である京都翔庖会の40周年、京都府日本調理技能士会25周年を記念する式典が、2月1日市内ホテルで開催され、全国から料理人の代表をはじめ、食文化に関係する各種団体の方々が集いました。私も参加させていただき挨拶をさせていただく機会を得て、今年3月に文化庁が京都に移あ転することの意義について語りました。匠と素人の違いは紙一重といいますが、その紙一重に命を賭けて調理する心こそが、料理人として深化と達人への道があることを痛感します。益々のご隆盛を祈ります。